休日出勤や夜勤は本当に辛いのか

休日出勤や夜勤は辛い・・・

よく、友人やメディアなどから「休日出勤は辛い・・・」「夜勤はホントにしんどい」などという言葉を聞きます。特に夜勤は辛いらしく、夜勤明けはフラフラになっている友人を目の当たりにしたことがあります。

 

私自身、会社勤めをしていたことがありますが、基本ゼネコンだということで夜勤などはなかったのですが、書類整理が間に合わず徹夜で仕事をした時などは、次の日フラフラして雲の上を歩いているような感じで仕事にならなかったのを思い出します。また、休日出勤などもしましたが、皆が休んでいる時に仕事をするというのはあまり良い気分ではなかったのを思い出します。

 

このうち、休日出勤は世間一般にいう休日出勤に値しますが、夜勤と徹夜は全く別物となります。一般的な夜勤というのは24時間体制で交代勤務する時のシフトとして夜間だけ働くというものであり、徹夜のように24時間働き続けるというものではありません。

 

果たして本当に辛いのか

本題ですが、私が経験した休日出勤に関してですが、休日の現場というのは全ての職人さんが来ているのではなく、休日に出てこないと間に合わない職種の職人さんだけ出勤するというケースが多くなっていました。よって、ウイークデイのような忙しさはなく、更に上司などが休んでいることから、勝手気楽に仕事を行うことが出来ます。昼飯などは通常12時からなのですが、11時45分頃から1時までとっても全く問題がなく、体的にも精神的にも楽だったのを思い出します。

 

この間看護婦さんと話しする機会があったので、夜勤の過酷さについて質問したところ、何と思いもよらなかった答えが返ってきました。何と、夜は何かトラブルがない限り仕事が少なく楽だというのです。もちろんトラブルがあった場合には少ない人員で対処しなければならないので、てんてこ舞いになるらしいのですが、緊急がなければほとんどそのようなことはなく、通常の日勤よりもはるかに楽とのことです。

 

更に給料もいい

通常勤務よりも夜勤や休日出勤は給料がいいというのが普通です。これは法律にも定められており、15%程度アップするのが普通となっています。先ほども紹介しましたが、仕事の方もそれほど辛くないのに、更に給料もいいという夜勤や日勤は、人によってはとっても美味しい仕事になっているようです。

 

選んで夜勤をする人もいるという

このようなスペシャル待遇を逃してなるものか!と看護師さんなどでは夜勤を専門でやている人も多いといいます。給料もいいし仕事も楽!これほど美味しい仕事はない!と考える人が多いのにも頷けます。

 

しかしデメリットもある

しかし、手放しで素晴らしい仕事ということではないようです。デメリットとして考えられるのが

・友人や家族と関わりが持てない

・常に孤独である

・昼夜逆転の生活で体が蝕まれる

・お金の使い道がない

・日光浴不足にるビタミンD不足に陥る

・良質な睡眠が得られないので、自律神経が不安定になる

・慢性病のリスクが増大する

などがあります。友人や家族の問題は、「孤独が好きなんだ」という理由でデメリットを回避することが出来ますが、健康を害す原因については回避することが出来ません。楽でも身を削って仕事しているのは間違いないことであり、その辺をしっかり理解して仕事しないと取り返しのつかないことになりかねません。よって、なるべく4~5日に一度くらいの夜勤として、後は日勤とした方がいいような気がします。