持ちこたえた一日、そして来週に繋がっていく

鉱工業生産が市場の予想を下回り、更にウクライナ情勢も緊迫しているなど、市場にとってはマイナス材料ばかりの金曜日でしたが、なんとか前日比35円安で治まったという一日でした。下げが小さかった原因としてはソフトバンクやコロプラなどの影響が大きかったようです。これら時価総額の大きい株価が好調だったということもあり、安値が大きくならなかったということがいえます。

 

大きく下げると思っていたものが下げなかったということは、次の日は明るいと捉えることができます。仮に今日100円以上下げたのならば、月曜日も調整ムードが強くなり売り買いが拮抗することになります。しかし、いったん下げてから後場戻してきたことで、ムード的に良くなり、月曜日口明けからの地合いは良好と捉えることができます。

 

私自身のトレードはどうだったかというと、朝一番にパイオニアとシャープの記事を読み撃沈しました。当面上がる見込みがないと思ったので、10時頃手仕舞いしました。今後このまま沈むのではなく、トレンドとしては上昇を守って行くと思うので、パイオニア株は必ず上げてくると信じ今後も注視しながらチャンスで拾っていきたいと思っています。

 

パイオニアを手仕舞いした後は全くのノーポジです。なので、月曜日にかけて仕込む銘柄を物色していたのですが、納得のいく銘柄が見つかりません。そうこうしているうちにビックサプライズが飛び込んできました。そのビックサプライズとは「古河電池」のニュースです。

 

水を加えるだけで5日間電池として使えるという素晴らしい商品を発表したのです。このところ何かと災害の多い日本のみならず、世界的にもビックなサプライズニュースなのではないでしょうか。

 

この技術を更に高め、電源がなくても長期に渡り電気を使用できるという技術が生まれることにも期待したいです。更に、出来れば何度でも水を加えれば使用できるという技術躍進もあるといいのではないでしょうか。

 

そんな古河電池のビックニュースに即飛びついたのですが、すでにストップ高となっており、約定は月曜日の朝になる予定です。どのくらい伸びるのかが楽しみです。古河電池の簡単なファンダメンタルとしては、売上、経常利益、営業利益、純利益ともに順調な伸びを見せており、更に営業キャッシュフロープラスで前年より伸びており、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローもまずまずです。有利子負債も利益余剰金の範囲内であり問題ありません。自己資本比率が35%と少し気になるところですが許容範囲内です。ROEROAもそれぞれ13,7%、4,8%と全く問題ありません。特筆すべきはPERであり、12.95という低値です。PBRも1.78と低値でありまだまだ発展途上の株価であるといえます。

 

過去も一度沸騰していることがあり、その時は600円から1200円まで上げています。現在の株価は790円なので、うまくいけば前回と同じ1200~1300円位まで行くのではと思っています。利食いのタイミングとしてはストップが終った時及び、ストップがこれから2回続いた辺りかなと思っています。最低購入が1000株なので、200円*1000株=20万取れれば御の字かなと思います。