ミクシー株ホルダーには我慢の一日

日経は気持ち良く続伸したものの、ジャスダックやマザーズにとっては我慢の一日となりました。特に石山強制捜査やガンホーの決算に悲観した売りが激しく、それにより新興株が下げた一日となりました。

 

いつも思うのですが、ガンホーが下げるのは織り込み済みじゃないの?って言いたくなります。どう考えても落ち目の銘柄であり、去年よりも利益が落ちるのはずぶの素人でも分かることです。それなのに、なぜ同時期比較で利益率が下がったというIRで下げるのでしょうか。意味分かりません。業績発表で売るならもっと早く売っとけよと言いたくなります。それだけ株取引に無知な人が多いのでしょうか。ちょっとびっくりですが・・・。

 

ミクシィー株ホルダーにも同じことがいえます。今年期中の業績発表では確実に続伸することが分かりますが、来年度では確実に下げてくることが分かります。これにより、今回の業績発表では続伸することが予想されますが、実際利益面以外では尻つぼみな銘柄であり、投資家としては短期投資以外何の魅力もない銘柄と見て取れます。

 

よって、私は業績発表以外の時は投資すべきではないと思っています。

 

とはいっても、この銘柄は業績発表の前に続落することが多く、投資家には極度のストレスがかかる銘柄です。今回もご多分に漏れず続落しており、一昨日よりも600程度続落しています。

 

続落の理由は2QIR上方修正が出たものの、それがミクシィから正式に出たものではなくそれをミクシィーが否定したことによる悲観売りとの見方がなされてます。更にガンホーに引きずられたというのもありそうですが・・・。

 

これに対しても疑問であり、日経新聞で2Q上方修正が発表されたということは、ほぼ間違いない情報であり、ミクシィーが否定したとしてもその情報を信じ買いが入るというのが本当だと思います。前日の沸騰がインサイダーによるものとの見方もされていますが、その情報によって買ったものが翌日売ったことにより値を下げ、その下げが一般投資家の売りを誘い更に下げたという見方も出来ます。

 

いずれにしても、素晴らしい決算発表がなされることはほぼ間違いないことであり、更にコンセンサス予想を上回ってくることも確実視されています。このどう考えても良決算である発表により、普通は上げることが考えられますが、時に下げることもあるので相場というのは本当に分からないものです。

 

一番いいパターンとしては、明日から決算日までジワジワと上げ、決算発表を期にストップ二日連続という大沸騰です。

 

次にあまりよくないパターンとして、決算日当日まで下げに下げ、決算発表と同時にストップ上げするという、現在のホルダーにとっては全く儲けにならないといったいってこい相場です。

 

最後に最悪なパターンとして、明日からジリジリと値を下げ、決算発表に何らかの悲観的要素が加わったお蔭で決算後にストップ安になるという悲劇相場です。

 

どの相場になるかは予想できませんが、3番目となる確率は極めて低いと考えています。いずれにしても、何らかの悲観的ニュースが入った時や、下げが激しすぎるといった時は即売り、それ以外は我慢できるところまで我慢するというスタンスで挑みたいと思っています。