メック(4971)を押し目買い

見事反転し上昇に転じた日本株式市場です。CRI指標をみるともう少し冷却期間が必要な感じもしますが、個人の買い意欲がそこまで待ってくれなかったという感じがします。これにより取りあえずファンドの売り圧力が弱まり、上げていくことが予想されます。とはいってもまだ油断禁物であり、原油安の損を取り戻そうとファンドが売り仕掛けしてくることも考えられるので、いつでも逃げられるような心構えは必要です。

 

そんな中、ハッキリとしない「みんなのウェディング」を寄りで売却し、その代わりにタイトルにあるメック(4971)を買いました。

 

メックは界面薬品を取り扱う企業であり、主に電子基板の表面薬品処理や金属の表面処理を行います。スマートフォンタブレット端末の基盤やディスプレーの表面処理が伸びています。

 

経常利益の予想では14年度→15年度で22%の伸び。15年度→16年度で16%の伸びとなっています。売上でもそれぞれ12%、8.8%の伸びとなっており、旺盛な伸び率が予想されています。

 

その他指標

PER:16

PBR:1.79

EPS:59.8

BPS:534

信用倍率16.5倍

時価総額:211億

営業キャッシュフロー:今年度1759、前年度352

ROE:9.8、来季11.2

ROA:7.2 来季9.1

自己資本比率:81.6

有利子負債:0

利益余剰金:9287

 

自己資本比率が高い割には値動きが激しく、ほぼ日系に準ずるという銘柄です。チャート的には絶好の押し目となっており、今後日経が上げ続ければ間違いなく上げていくと思われます。本企業は売り上げの半分を輸出で占めており、円安で利益が上がるとみられるが、逆に原材料費輸入の関係から100%恩恵を受けられるということもないと思います。

 

以上により、現在952円という株価ですが、PER20の1200円までは上げることは間違いないと思います。その後は以前のITバブル時に2000円まで上げていることから、日経株価と自己の業績に準じてその辺まで上げていくことが予想できます。とはいっても、チャートを見てわかるように値動きの激しい銘柄なので、細かく売買して利を取って行くという姿勢が望まれます。日経に準ずる分かりやすいチャート形なので売買しやすいのではないでしょうか。