ファンダメンタルが良好なだけでは株価は上がらない
下げ切っていない中途半端な状態で上げ始めたことにより、いまいち沸騰できない日本株式市場です。三連休前ということもあり利益確定売り(果たして利益があるかどうかは不明だが・・)が増えたことも株価が伸び悩んでいる原因だと思います。
週明けから下げて16500円程度まで下げてから再浮上するのか、それともこのまま上昇に転じるのか分かりませんが、何となく煮え切らない感じを受けるのは私だけではないはずです。
そんな中、今日はファンダメンタルと株価について考えました。沢山のトレーダーがいる中、ファンダメンタリストとテクニカルで銘柄を追う人、新聞などの材料や流行で買う人など様々いますが、一体どのようなトレードがいいのか迷いますよね。
いずれにしても、退場を強いられるのは「なぜ株価が上がるのかを知らない人」だということは間違いのないことです。
・ファンダメンタルプラスどのような材料が重なり株価が上がるのか
・チャートにてどのような動きにより上昇に転じるのか
・株価上昇が続くニュースや流行の質
などをしっかり見抜き自分のものにして初めて勝つことが出来るのだと思います。
よって、ファンダメンタルだけでは勝つことは出来ないということです。いくら業績も先行きも申し分なくとも、誰も買わなければ株価は上がりません。人が株を買うという行為は株価が上がるかもといって買うことになるので、将来的な流行やその時の社会情勢、経済情勢、そして買いたくなるチャートの形です。
以上をまとめると、ファンダメンタル分析はもちろんとして、現在であれば
・原油安によって恩恵を受ける銘柄
・円安によって恩恵を受ける銘柄
・最先端技術(ロボットや電化製品、自動運転技術など)
・最先端医療(医療ロボットや医薬品開発、医療技術開発など)
・老人ホームやデイサービス、葬儀場、保育園など少子高齢化対策
・リニア関連
・伸びが期待される小売業
・REIT関連
・水素関連
・植物工場
・外国人観光客関係
・高ROE銘柄
など、話題性、将来性のある銘柄ほど上がりやすいといえます。
更にチャートです。これはどれを使うかはその人に任せますが
・移動平均線
・ポリジャーバンド
・沸騰レシオ
・出来高
・MACD
・RSI
・RCI
・乖離率
などの指標を使いつつ、逆張りするというのが一番ポピュラーなテクニカル分析です。
以上を総合的に判断し投資する銘柄を選ぶことで更に利益率をアップすることが出来ると思っています。
実際には、ファンダメンタル分析にて30~50の銘柄をピックアップし、その中から話題性、将来性、その時の経済情勢などを加味し半分くらいに絞り込み、最後にチャートを見て買うタイミングを探るという方法が王道です。
更に大体でいいので損きり(私はマイナス8%前後)と利食い(急騰した時)のタイミングを決めておくことなども重要です。また、IRや銘柄に関係するニュースをこまめにチェックし、ネガティブな情報が入れば即撤退するということも大事になります。
また、上がると思って買った株が下がる時もあります。その時はマイナス8%で損きりとなりますが、絶対に上がるという確信があれば、買い増しナンピンすることもテクニックの一つになります。後はあがるまで待つという握力があるかどうかで利を得られるかどうかが違ってきます。私のように動きがないとすぐに売却してしまうといった人は、後で「もっときゃよかった・・・」と後悔することになります。
最後に、株価というのは何と言っても連動性があるので、日本株及び世界(特にダウ)の株価が下がった時には連れ下げします。1000円以上下がる時はファンドの投げ売りが始まるので、一時的に売却するなどの手当てが必要になります。ぼ~っとして売り忘れると利をいたずらに減らしてしまうことになります。あまり神経質になるのは考えものですが、毎日相場チェックしていれば「なんかおかしいぞ」という株価暴落のサインは分かると思います。その時には躊躇なく即売却するというスタンスを持つようにします。
以上考えたことを記しました。(自分用のブログ内容です)