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進和(7607)と富士通(6702)を下調べ

土曜は忙しい日と暇な日に別れるのですが、今日は暇な日でした。そんな暇な日を利用して、円安関連銘柄でしかも宇宙開発関連銘柄である「進和(7607)」と、大手の中では珍しく利益続伸なのにも関わらず株価が暴落している「富士通(6702)」について調べてみました。

 

両者ともに

・進和 PER11.6・PBR1.01

富士通 PER9.57・PBR1.96

と割安であり

利益率の方も2014年度→2015年度で、一割以上の経常利益の伸びが予想されています。

・進和 ROE8.8→来季9.7 ROA4.5→5.2

富士通 ROE8.1→来季20.5 ROA1.6→4.3

と利益率も大幅にアップする予定です。

 

しかし、財務健全性に関しては

・進和

有利子負債ゼロ、利益余剰金15,992、自己資本比率53.3%、キャッシュフロープラスなのに対し

 

富士通

有利子負債591,449(15年3月営業利益予想190,000)、利益余剰金ー3,781、自己資本比率21%、キャッシュフロープラス

 

というように、進和は利益でしっかりと潤っているのに対し、富士通はまだ利益が企業を潤すほどになっていないのが分かります。

 

将来性についてですが、進和は溶接がメインの会社で、主に自動車の溶接を行うのをメインとしています。自社で溶接機を生成しそれを海外に販売しており、円安の恩恵をもろに受ける企業です。更に、本日国家予算にて宇宙開発に結構な金額が使われるとの報道がなされていましたが、進和はロケットや宇宙ステーション、航空機などの溶接作業も行っており、関連銘柄の一つであるといえます。最近、3dCT計測機やメカトロの生産にも力を入れており、これから先業績の伸びが期待できます。

 

【デメリット】一般の人にはちょっと理解されにくい業種ということと、3Dプリンタの台頭により溶接の需要がどうなのかな?と思わせるところくらいでしょうか。とはいってもこれは素人の考えであり、3dプリンタが台頭しても溶接がなくなることはないといわれています。

 

次に富士通です。富士通というとパソコンやスマホを思い浮かべますが、実はテクノロジーソリューションが約7割を占める企業です。テクノロジーソリューションとはITシステムのコンサルティング業務やシステムを高速化させるシステムプラットフォーム、サーバ構築、スーパーコンピュータなどの総称です。要するにコンピュータのデータ送信、高速化のためのシステムや機械を作り管理するという意味でしょうか。富士通はこの世界でトップ級のシェアを誇っており、今後益々ビックデータ分野の拡大や健康医療、農業、車などに付随する情報通信技術の構築、タグ識別によるモノの管理技術に力を入れていくとされており、益々の発展が期待できます。

 

【デメリット】直近7~9月の業績にて前年比マイナスとなっているのが投資家の熱を冷ます要因となっているようです。それにより去年の八月より25%も株価が下落してます。下げていることにより信用売りの決済が信用倍率の悪化を招き、それにより株価を引き下げる要因となっているようですが、通期の決算は確実にプラス予想されているので、下期に挽回されることと思われます。更に、消費増税スマホの台頭によりパソコンの販売が低下していることが懸念材料としてあります。

 

以上を踏まえてまとめると、進和の方はファンダメンタルは完璧でチャートの方も買い時なのですが、認知度がいまいちで株価が上がるかどうかは微妙なところです。しかし、宇宙関連としての物色や業績良好で割安なことによる買いが入ることが予想できるので、取りあえずもっといてもいい銘柄だと判断することが出来ます。

 

富士通に関しては、チャートをみるとまだまだ下がることが予想できます。なので、3Q決算発表にて好業績が確認され、その後確実に業績に対して自信が持てるようになると共に、チャートが上向きになったことが確認されてから打診買いし、更に自信が持てた後に買い増すという投資方法が望まれます。

 

私自身まだどうするかは決めていませんが、恐らく進和は来週頭の13日に好業績が発表されると思うので火曜日の寄付きで打診買いすると思います。富士通の方は様子を伺う期間が続きそうです。