ノーポジになりました

ギリシャ総選挙が25日に控え、更に欧州中央銀行による量的緩和の思惑による円高警戒、スイスフラン上限撤廃、原油安による円高警戒などがあり年明けから株価が安定しません。

 

そんな中、本日は一時500円下げまで行くという大幅な下落をみせた日経株価です。後場から少し戻し、明日はいい加減持合い相場に落ち着くと思われますが、それにしても最近落ち着かない相場が続いています。

 

よって、迷ったらノーポジという格言を実行し一旦丸裸になりました。スイングトレードを始めてから思いっきりポジポジ病患者となっていたので、思い切ってノーポジで相場と自分のトレードを見直すことにしました。

 

このところ、割安株だけに注力して取引を行ってきたのですが、割安株の欠点ばかりを露出する取引となってしまっていることに懸念を覚えています。割安株の欠点は

・注目されにくいので株価が上がりにくいこと

・日経下落時に売られやすいこと

・上昇相場でも上りが悪い時が多いこと

・良決算でも株価が上昇しないこと

などが挙げられます。これらにより、現在のように株価が不安定となっている時は覿面にその影響が出ます。実際には業績がしっかりしている銘柄であれば、景気に関係なく上げていくものですが、業績が良くても人気薄銘柄の場合はそれほどうまくはいきません。もちろん、全ての人気薄で業績がよく割安な銘柄が売られる訳ではありませんが、私の今までの感じだと売られる時は売られます。

 

では他の銘柄はどうなのか。他の銘柄もこのような地合いの時は売られます。よって株価も下げます。しかし、そんな地合いでも対して下げずすぐに上昇気流に乗る銘柄もあります。その銘柄とは割安で業績良好の人気銘柄です。先ほどと違う点は人気があるという点です。今でいえば

・コシダカHD

ダイヤモンドダイニング

・コメ兵

・トレジャーファクトリー

・元気寿司

サンマルク

・松井建設

などがそれに当たります。これら銘柄を私が買わない理由は単純です。すでに沸騰していることと割高だからというだけです。これだけの理由で逆張りにこだわっているが故に上昇している銘柄を買えていないのです。

 

このように、割安と逆張りにばかりこだわっているとボロ株ばかり掴んでしまい、上昇気流に乗っている銘柄をことごとく逃してしまいます。よって、バリュー投資も引き続き狙っていきますが、あまり忍耐力が強くない性格なので株価上昇まで待てないということもあり、業績と将来性を備えた上昇気流まっただ中の銘柄も積極的に投資して行こうと思っています。つい2か月くらい前もダイヤモンドダイニングを何度も買おうと思ったものの、すでに割安ではない基準に達していたために買うのを諦めいました。もしあの時買っていれば・・・と強く後悔しているので、投資の幅を狭める銘柄選択は徐々に変えて行こうと思っています。