逆張りスイングトレードは勝てるのか

アメリカが休みの間に爆上げした日本株式市場です。ECB量的緩和が材料となっているようですが、本格的な上げ材料は日銀金融政策決定会合になりそうです。明日の引け後の黒田総裁の会見に注目が集まっています。

 

そんな中、逆張りスイングトレードについて考えました。逆張りスイングトレードというと主に25日腺に対してのかい離率を見ながら短期トレードするというものですが、有名なトレーダーBNF氏が使う手法としても有名です。(とはいってもBNF氏は下げトレンドで使っているようですが)

 

一般的には20%下にかい離すると反発するといわれていますが、それはおおよそであり、実践ではその銘柄や地合いによって大きく異なり、それを見極める目を持つことが大事だとされています。

 

「下げている銘柄は必ず反発する」という絶対的な法則を用いて行う手法ですが、株に絶対などあり得ません。よって、宛が外れた時は速やかに撤退するということを常に頭に入れておく必要があります。

 

特にこの逆張りが効果を発揮する時というのは現在のような全銘柄が上げているといった局面であり、他の銘柄よりも大きく上げることが大半を占めているようです。

 

実際に株価を見ていても、大きく下げた局面では必ずと言っていいほど、大なり小なり反発があり、その後またトレンドを維持するという動きとなっているものがほとんどです。

 

もちろん、何か材料があって下げている銘柄は、その材料の大きさによって判断するようにします。大きな材料がある場合にはかい離幅がより大きくなり、小さな材料の場合はそれほどかい離せずにリバウンドするという傾向があります。

 

一番安全な逆張りは何の材料もないのに下げているという場合であり、この場合はその銘柄独特の反発方法にて機械的に反発するので買いやすいといえます。

 

ということを踏まえつつ、本日物色してみたのですが、本命のバンナムはいざ買おうと思っても「まだ下がりそうだな・・・」としり込みしてしまい買えず。(その直後にモルガンが売られ過ぎという声明を出し大反発したのですが・・・)

 

このようなことをやりながら「買わなきゃ始まらない。覚えない」と思い買ったのが

・ワールドHD

・ブイキューブ

です。ワールドHDは中国に関連しているので、中国の景気悪化のニュースが出た直後ということもあって躊躇したのですが、すでに織り込み済みと思い購入しました。ブイキューブは下にかい離していることと、小泉関連銘柄ということで注目を集めているようなので買った次第です。

 

今回はあくまでも抵抗線かい離逆張りを学ぶ目的で買ったのですが、今後もこのような売買を積極的に行っていけたらと思っています。