欧州量的緩和とインバウンド銘柄の関係性について

今日は土曜日で相場が休み、しかも店がくそ忙しかったので株ブログは休もうと思っていたのですが、量的緩和インバウンド銘柄との関連性を整理したく思い書くことにしました。

 

欧州の量的緩和が決まってから冴えない銘柄があります。その銘柄とはインバウンド銘柄です。具体的な銘柄を挙げると私も持っている共立メンテナンスをはじめとし

・コメ兵

ビックカメラ

ノジマ

TASAKI

・日本空港ビル

日本航空

ドンキホーテHD

など、昨日ほとんどの銘柄が沸騰する中元気がありませんでした。この元気のなさを直近まで沸騰し続けていたことによる利食い下げと見ることもできますが、欧州が利下げしたことによって日本が円安でなくなることによる懸念もあると思います。

 

円ユーロ為替を見てみると、すでに円安ではなく円高の圏内に入ってきています。今年に入ってから急激に値が変化しており、昨年11月の水準にまで為替が戻っています。

 

これによりユーロ圏内からの観光客が目減りするということになり、インバウンド銘柄にとってかなりのダメージになると思われます。とはいっても、アメリカや中国、韓国、台湾などに対しては円安圏内にあるので、引き続き観光客による恩恵は持続すると思われます。

 

これに対して市場は様子見を続けている状態というのが見て取れます。短期売買目的であればおそらくインバウンド銘柄は買いではないでしょう。私も共立メンテナンスを持っていますが、この先の情勢を見ながらどうするか決めていきたいと思っています。多分ですが、アメリカドルに対し円安が維持されている状態が続くと仮定すると、しばらくもみ合いが続いた後、引き続きアメリカや中国、韓国、台湾からの観光客が増え続いているのであれば一気に上放たれ上昇していくことと思います。

 

逆に、ユーロに押されて円が買い戻され、アメリカドルなどに影響を及ぼす動きになればダメージが広がることが予想されるので、インバウンドに限らず円安により株価を上げている銘柄全てに影響が及ぶということになり、一気に日本株全体が逆風にさらされるという危険性が高くなります。

 

じゃ何を買えばいいの?ということになりますが、為替の影響を受けない好業績銘柄を買うということに落ち着きそうです。

 

ま~どちらにしても長期で持つ分には6月ごろにアメリカの金利引き上げがあるようなので、また円安が加速することですし、あまり右往左往しなくてもいいのかなとも思っています。後は相場がどのような判断を下すかですね。素人の考えだと相場の逆に行ってしまうことが往々としてあるので、勉強させてもらう意味で今後の相場を注視していきたいと思います。

 

今後の自分自身のトレードですが

・王将フード(これから本格的に関東進出)

ブロンコビリー(牛肉自由化により利益率アップ)

に関しては長期ホールド

 

・共立メンテ(インバウンドの本命)

に関してはインバウンド銘柄全体を見ながら随時判断していく

 

・NSW(M2M/IoTやO2Oは今後急加速していくと予想できる)

・クルーズ(エレメンタルストーリーやってみたら意外に面白かったから買ってみました。私はスマホではゲームをほぼやらない人間ですが、今までパズドラとモンストだけはそれなりにハマったという経験があります。エレメンタルストーリーは子供や私のような素人でも理解しハマれるゲームなので需要が高いことと、ネットなどの反応も上々なので買った次第です。後は売上がどのくらい伸びてくるかですね。)

・ワールドHD(業績の割に割安・チャート押し目により買い。もちろんビジネスモデルや業績、先行きなども見て買い判断しました)

に関しては、大きく上げた時は売り、押し目で買い戻すといったトレードを細かく行っていくというトレードをするつもりです。

 

以上、本日のレポートでした。