決算スケベ買いは賭けみたいなもの

底堅い日本株でしたが、ダウや先物売りに押されて後場に大きく値を崩した日本株式市場です。特に材料はないものの、アメリカが今年半ばに利上げすると発表していることなどもあることから、神経質な値動きが続いています。

 

さてそんな中、決算スケベ買いについて考えてみました。決算により好決算が出されるのを予想し、それによって利を得るという投資方法ですが、短絡的な方法であり、更に好決算でも「材料出尽くし」により下げることもあるので「ギャンブル的要素が強い投資法」だとされています。

 

私も決算スケベ買いを得意技をしていますが、どちらかというと負けることに関して得意になっている現状となっています。

 

よってもうスケベ心はなくしてファンダメンタル一本で行こう!と決めたものの、それでも決算によって流れが逆転する銘柄もあるので、捨てずに研究し自分のものにしていこうという野心があります。

 

そんな飽くなき野心が今回向かった先は「メック(4971)」ちょっと前にこっぴどくやられて相性の悪さを感じている銘柄ですが、業績や先行き、ビジネスモデルそして決算コンセンサス予想などを加味して考え、更にテクニカル的な面を併せ総合的に考えると、「決算を境に反転することが濃厚」という考えになるのです。

 

同じく沖電気(6073)も抵抗線が収斂しているのでコンセンサス予想も好調なことから決算を期に浮上することが考えられますが、主要な取引先である欧州不安がいまいち払拭されていないので、リスクがあるとしメックにした次第です。

 

決算スケベ買いをする際に注意する点として、コンセンサス予想に達すかどうかというのがあります、所謂市場予想ですが、これに達していないと株価は大きく崩れることになります。特に直近株価が沸騰しており、好決算による期待が大きければ大きいほどコンセンサス以上の数字が上がらないと売られる傾向にあります。

 

特に決算前の株価の推移は重要であり、決算発表前に十分上げてしまっているような銘柄はよっぽどの好決算や自社株買いなどのニュースを同時に発表しないと株価に反映されにくく、逆に業績がそこそこいいのにも関わらず下げ続けているという銘柄は、決算を期に株価が転換し上り調子になるというケースが多くなります。

 

更にその時の地合いなどを加味しながら株価はその時々によって大きく動きます。現在のように決算が連日多くの企業から発表され、好決算と聞いてもトレーダーが反応しにくくなることも動きの鈍りの原因になるので、それらも加味する必要があります。

 

さてそんな感じですが、ここ数日で凝りもせずポジションをチェンジしています。ポジポジ病がなかなか治りません・・・。

 

現在ホールド中の銘柄

ブロンコビリー

(肉ブーム。自由化も追い風に)

 

燦ホールディングス

(今後爆発的に需要が増えると予想。ファンダメンタルも良好)

 

共立メンテナンス

インバウンド銘柄本命。取りあえず小休止しているが調整のためだろう)

 

・APカンパニー(四季報秋号から目をつけていた銘柄。キリギリスさん保有銘柄であることや、紅の鹿さんが買ったことによって買い)

 

・メック(決算スケベ買い・全てが良好な銘柄・アマルファも買い材料・掲示板では3Qのコンセンサス予想が下方修正されているからという予想もあるが、ifisや楽天などをみると、逆に3か月前よりも上方修正されているので確かな情報であるかどうかが分からない。最後は決算次第!自分を信じるのみ)

 

・クルーズ(今のところガン細胞化しているが、エレメンタルストーリーを何度プレイしても面白いということに変わりはない。現在株価は下がっているが、下落によるリバウンドやIOS発売にて沸騰することや、アプリの人気が高まるにつれ次第に株価があがることなどが予想できるのでもう少しホールドしようと思っている)

 

尚、NSWについては一旦売却してますが、引き続き躍進が期待出来るので押し目で買い戻そうと思っています。

 

王将フードに関しても同様であり、これから一年間で40%の株価上昇が予想できるので早期に買い戻したいと思っています。