新規銘柄を買う際に注意したいのが循環物色されているかどうか
いい加減2日連続窓を開けて上昇したので、今日は調整した日経株価です。ジャスダック、マザーズも共に調整色が強い一日になりました。
そんな中考えたのが循環物色についてです。勝手に造語作るな!とお叱りを受けそうですが(笑)、株式市場というのは常に物色されやすい銘柄群が決まっており、その銘柄群が買い進められ他の銘柄群は下落するか調整するかといった動きをとります。
そんなことチャートを見ていれば分かるという方もいるかと思いますが、チャートを見ているとほぼ100%の銘柄が不規則な動きをしており、ある程度は読めるものの、テクニカル分析だけでチャートの値動きを100%読み切れる人などまずいないのではないでしょうか。
その分析力を少しでも上げる力となるのが循環物色の傾向を知るということです。例えば現在は
・不動産
・金融
・派遣
などが元気よく、逆に
・建設
・医薬品
・石油
・ゴム関連
などは元気がない印象を受けます。
(以上はあくまでも私の監視銘柄における傾向です。市場全体の傾向ではありません。)
これら傾向はいつまで続くかということが大事になり、買い場を間違えると高値つかみになることもあるので注意が必要です。まるで投機のような買い方になりますが、あくまでもファンダメンタルと割安感を重視し、更にテクニカル分析をしっかり行うことで下落の確率を下げることができます。
私自身以上の買い方をマスターすることが出来ていないので「確実に勝てる方法」かどうか分かりませんが、今まで私が経験してきたことを最大限加味してトレードすると以上に行きつきます。
とはいっても・・・・
面白いのが我が家は私がスイングトレード、妻と親が一つの銘柄を持ちっぱなしで放置という投資を行っているのですが、妻が持っているのが大成建設、親が持っているのがヤマトHD、ここまで書けば勘のいい人は分かると思うのですが、2014年8月からのパフォーマンス的には私が最悪の+20%、妻が+23.3%、親が+38%となっています。
これはあくまでも結果論であり、大成はオリンピック、ヤマトHDは原油安によって大幅に株価が上昇したことによるものですが、投資家としては原油安が分かっていたのであればその本命であるヤマトHDに投資しなければならないのは当たり前であるので、私の投資が間違っていたということになります。
ちょっと複雑な気分ですがこれが相場であり、いかにその時のトレンドを見抜き投資を行うかということが大事になるということです。
まとめると、短期的には循環物色をしっかり意識しながらトレードし、長期的にはマクロ経済をしっかり把握した上で、トレンド直球ど真ん中銘柄を躊躇することなく買うということを行えるようにならなければなりません。
このトレード方法がどのような結果を生むか分かりませんが、取りあえず自分を信じ日々勉強するつもりでトレードして行きたいと思います。