雲行きが大分怪しくなってきました
マーケットの方は天気同様大荒れです。一日で639円という凄まじい下げっぷりっけつとなりました。
この下げは外部要因が原因であり
・ギリシャ不安
・中国株の下落
により、このところ過熱感があった日本のマーケットの冷却と相まり大幅調整となりました。
中国の株価を見ているとほぼ今年の上げ分を下げたという格好となっており、中国バブル崩壊と断言してもいいともいます。どこかの証券会社は今年中国株は27%上昇するとの発表をしていますが、どのように試算しての数字なのかきちんと説明してもらいたいものですね。
恐らくこの下げは個人投資家が中国株を売り切るまで続くと思います。このチャートをみてリバウンドするとはだれも思いませんものね。リバるなら2500円くらいまで下げてからだと思います。
とはいっても、一旦上昇に転じればあっさりと新値を目指すような動きとなることも十分予想できるので、どちらに動くかは誰にも予想することはできません。
日本株の動きとしては誰にも予想できないでしょう。今ほど難しい相場はないのではないでしょうか。
日本経済は元気がいいのですぐに反発するだろうという考えがある反面、中国やヨーロッパ経済に引っ張られるというのも十分にデメリットとしてあります。このような外部要因があるが故に、好業績好材料があったとしても下げることがあるので安易に買うことはできません。VIXやインバースが買われているようですが、日によって風向きが違うので明日は反発するかも知れないというのがあるのでうっかり持ち越すことも出来ません。
じゃあどうすればいいの?ということですが、長期投資家の場合は一旦半分利確するなどリスクを減らし、短期スイングなどの場合は一旦ノーポジになり、今後はある程度地合いが落ち着くのを持つか、1~2日といったド短期トレードでノーリスクトレードをしていくことが求められます。
明日は今日のダウと先物などで大体寄りの予想が出来ます。よって、寄りである程度戻しそうなら昨日好業績好材料なのにも下げている銘柄を狙い撃ちし、雲行きが怪しそうならば売りかインバース、VIXなどの買いから入るようにします。
その後、その日の地合いは大体10時すぎには確定するので、即時判断して臨機応変に対応するようにします。いずれにしても分からない時は売買しないのが間違いない方法です。利を得たい気持ちは分かりますが、方向性が定まらない時というのはトレードの損きり利食いが早くなってしまい、大したトレードが出来ないものです。よって、最初から買わない方がいいのです。
私としては今のうちから、地合いがいいと思われる時は
・ノジマ
・GMO
・ダブルスコープ
・クルーズ
・カルナバイオ
・フライトHD
・山岡屋
・不二ラテックス
・夢の街
・フォーカスシステム
辺りをつまみ食いしようかなと思ってます。
長期で見ている
・アクシーズ
・エスクリ
・TKC
・東祥
・システムリサーチ
・シーシーエス
・トプコン
辺りはしばらく様子見しようと思ってます。