神経質な日本株

このところギリシャや中国の影響によって神経質な値動きが続いている日本株式市場です。神経質ではあるものの、投資家達のマインドは高く、リスクが少しでも回避されたと取られれば、今日のように気持ち良く上げてくれます。

 

このような神経質な値動きについて行けずノーポジになる私のような投資家も多いようです。

 

長期的に投資している方は別として、スイング投資やデイトレードをやっている方は、読めにくい展開に四苦八苦している方が多いのではないでしょうか。とはいても、上手な方はいとも簡単に上昇を読み利を得ている方もいるようです。

 

今後の動きですが、明日は一旦押すでしょうか。それとも引き続き沸騰するのでしょうか。これは全く分かりませんね。何の材料もなく前場で調整し利食い一巡すれば後場から上げるでしょうし、前場から沸騰すれば後場から利食い調整することくらいは予想できます。このように毎日リアルタイムで相場の気配が変わるので、随時張り付いて取引しないと利を得ることはできません。安定してくるのはギリシャが決着する15日以降でしょうね。それまでは神経質な動きが続くでしょう。

 

中国の方も懸念されていますが、恐らく政府が介入して株価操作していることを考えると、当分小康状態が続くのかなと思ってます。今週いっぱい小康状態が続けば、日本市場に影響を及ぼすことはないと思います。(忘れ去られるということです)

 

短期的にトレードする際には以上を踏まえ、例え好材料が入っている銘柄でも、地合いが悪ければ売られるということを基本とし、チャートを見ながら買い時を探してくということをすればいいのではないでしょうか。

 

好材料でテーマ性の強い注目度の高い銘柄を常にマークするようにし、地合い判断を正確に行い売買すればそこそこ利を取れるのではないでしょうか。

 

今日のような日は寄り天銘柄と引けにかけて伸びる銘柄とに別れました。これを見抜くのは非常に難しく結果論でしかないといってもいいでしょう。しかし、出遅れ銘柄などを狙うことで見抜くことが出来ることもあります。直近注目されている銘柄で、一つの銘柄が急激に上げると、他の銘柄もつれ高するという傾向が強くなります。

 

今日は前場からマイナンバーで注目されているフォーカス(4662)が沸騰していたので、それに触発されるようにマイナンバーとセキュリティー銘柄が物色されました。私も慌ててTKCとクレスコを買ってみたのですが、大正解で引けにかけて2%ほどの利を得ることができました。

 

これは基本中の基本ですが、まずは直近触られてるテーマ銘柄を把握するということが大事なので覚えるようにしています。

 

一歩ずつですが株式投資テクニックを身に着けていきたいと思います。