9月18日午前3時

今日は前場は勢い良かった日本株ですが、後場日銀より追加緩和が発表されなかったことにより失望売りが広がり、一気に引けにかけて下げ向かった日本株式市場です。何となく明日に掛けて雲行きが怪しい株価の推移となっており、先物も下げまくってます。

 

今の地合いがいつまで続くのかということですが、アメリカの利上げ次第というのが私が言わなくても誰もが分かっていることだと思います。その利上げが行われる日とされているのが、日本時間9月18日午前3時に発表されるFOMC声明です。

 

一応この時間帯に発表されなければ、9月の利上げは無しとなり、10月又は12月に持ち越しになるということが予想されます。よって、利上げなしでこの日を過ぎた直後は多少反発されることが予想されます。しかし、結局は利上げされることに変わりはないので、その後また軟調に推移することが考えられます。

 

まー短期的にはこの辺を睨みながらのトレードとなります。中長期的には、利上げの影響を過去の利上げから読み取ると、利上げ決定~半年程度は軟調に推移することが多いようですが、結局景気が良好だから利上げするということになるので、その後は堅調に上げていくことがほとんどとなっています。よって、利上げ直後は下げトレンドが続くことが予想されますが、その後は反転に転じることが確実であるといえます。

 

9月に予定通り利上げが行われた場合、今年いっぱいは軟調に推移することが予想されますが、年が変わったあたりから上げトレンドに変換する(経済が堅調であることが前提)のではないかと思われます。

 

利上げ直後のボラですが、利上げ発動から8%くらいの下落を以て反転することが多いので、その辺の数字も材料として頭に入れておいてもいいでしょう。しかし、この間の下落ですでに10%ほど下落しており、すでに織り込まれていることによりそれほど下げないことも十分に考えられます。

 

この辺は実際にその時になってみないと分からないというのが現実であり、恐らく中国の不安定ぶりもあることから、ある程度軟調に推移することが本当なのかなと思いますね。取りあえず利上げ決定からは下げトレンド~ボックス相場が続くのではないかと思います。