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アンバランスな相場に違和感を感じる

アメリカ雇用統計が悪化して世界の景気は後退局面に入ったことが鮮明になりました。引き続き中国も軟調ですし、それに引きずられ日本の景気も不透明な状態となっています。更に、アメリカの利上げにより新興国から資金が吸い上げられるという目測から、全世界で隙間風が吹き始めている状況でした。

 

しかし、雇用統計が悪かったということから、利上げが年内されないだろうという憶測により、アメリカ及び新興国の株価が買われ出し、それに伴い日本の株価も上げています。

 

このように、景気は悪いけど株価は上げているというアンバランスな状態となっています。

 

この先どうなるのか。ということが一番の注目ですが、米の利上げだけを考えると今までの利上げによる株価調整が8%程度なので、すでに15%程度調整している現在の状態はすでに織り込み済みということがいえますが、先ほども書いたように全世界の景気が減速傾向だと考えるなら、このままボックス~下降的な推移を辿ることが予想されます。

 

長期的に見るとこんな感じの見方となりますが、短中期的には日銀の追加緩和、米利上げ延期という材料があることや、TPP、マイナンバー、ノーベル賞といったテーマが豊富な状態です。よって、これまでの下落による反発エネルギーを秘めていることも加味して考えると、短期的には上げていくことが予想できます。

 

そして、その反発が息切れになると今度は急激な下げトレンドが形成されてボックスとして推移するというのがトレンドになるかと思われます。

 

一番は緩和がいつになつ市場が予想しているかですね。6,7日と読んでいる人が多いならば7日に発表されなければその後下げるでしょうし、30日と予想している人が多いならそれまで上げトレンドが続くことが予想できます。

 

いずれにしてもチャートの値動きが時事よりも先行するのが株式市場なので、風向きを随時チェックしながら売買することが短期トレーダには必要になりそうです。

 

長期ファンダメンタリストの場合は、信じて持ち続け、ヘッジとして下げトレンドと判断した場合にインバースなどを買うのが宜しいかと思います。