利上げ懸念

米利上げが遠のいたことにより直近は上げ続けていましたが、雇用統計がよかったことにより12月の利上げが濃厚となり、再び下げトレンドに突入かという様相を呈している日本株式市場です。米市場は非常に素直な相場であり、利上げとなると間違いなく売り下げとなるので日本もそれに追随する形になることが予想されます。

 

このように、素直に相場を読むと本日のように小反発を挟みながら売りが先行していくことが予想されます。

 

先日までは年末にかけて上げていくことを予想していましたが、以上の理由から神経質な相場になっていくという風に変わってきました。

 

銘柄的には、減速が鮮明となってきた中国に依存度が高い機械設備関係や製造業などは売りとなり、逆に円安が進むことによる輸出関連銘柄の買いという大まかな構図を予想できます。

 

また、フランスで大規模なテロ行為が行われたことから、警備やセキュリティー、認証、爆発物検知器、防弾チョッキなどの関連銘柄が物色されることや、決算が終った直後なので、好決算発表を行った銘柄が物色されることになるでしょう。

 

薄っぺらいですが、こんな感じで市場が動いていくことを予想しています。トレンドとしては下を予想して神経質にトレードしていくことが損を被らない秘訣かななんて思ったりもしています。