建設銘柄そろそろ動きだしそうですね

このところ杭偽装問題で好業績にも関わらず売られていた建設銘柄ですが、杭問題が一段落してきたことと、オリンピック施設の入札が始まったことなどにより動きだしたようです。本日SBIの業種別値上がりランキングでは4位に上昇しています。

 

そもそも杭偽装は以前も書いたと思いますが、問題自体はしてはならないことですが、構造上著しい欠陥とは言い難いものなので、それほど大騒ぎするほどのものでもないというのが私の意見です。

 

というのは私の意見ですがこれは個人的意見にすぎません。実際の世論としてはまだ収まっていません。よって、株価の方も本格的に伸び始めるのはまだ先になる可能性があることから、全資金をつぎ込むのではなく、様子見として買いに入ることが求められます。

 

オリンピックやリニア、その他インフラ工事、そしてアジアなどの発展途上国のインフラ整備など大手ゼネコンの状況は明るいといえるでしょう。特にサブコンといわれる準大手ゼネコンで好業績割安の銘柄はうまみが強く、これから本格的に資金が流入していくことが予想されます。

 

その他、医療医薬関係やインバウンド、テロ関連の警備・監視カメラ関連、自動運転、自動車用リチウム電池、IPS細胞、円安メリットなどのテーマや、2Q決算にて好業績を発表した銘柄などに投資の目が行くと思われます。これらの中から、断続的に買いが出ている銘柄というのを見つけだし、地合いや過熱感を考慮しながら売買するようにすることが大事です。

 

私はスマホアプリのハイパーSBIに1000銘柄ほど監視銘柄として入れておき、その中から旬の注目銘柄を100銘柄ほどピックアップして随時入れ替えを行い、その中から地合いに合ったものを買うというスタイルをとっています。このような作業を続けていると、どの銘柄が買われるのかがおぼろげながら分かるようになります。

 

もちろん、短期、中期、長期とどのような持ち方をするかで買う銘柄が変わってきます。ボラが激しい短期筋に好まれる銘柄を長期的に持つなど、銘柄に合わない投資法をすると必ず損をするので注意が必要です。