相場の行方は原油次第

中国問題もありますが、このところ市場の動きを左右しているのは原油価格です。原油価格が上がれば市場も買いが先行し、下がれば売りが先行するといった具合となっています。

というのは、原油があまり安くなりすぎると、物価も上がることができませんし、原油原産国の経済が悪化しますので、その悪化が世界経済に波及すると懸念されているからです。

 

当初は原油が下がると日本のような消費国にはプラスに働くという憶測がなされていましたが、ふたを開けてみると全世界にとってはデメリットの方が大きいという結果として捉えることができます。

 

当面は原油価格に連動した株価となるようなので、敏感に原油の価格を追ってみては如何でしょうか。

 

マーケットの方はようやく反転しましたが、原油価格が再び下落に転じていることから明日はどうなるか微妙なところですね。米マーケットがどっちに動くかで決まると思いますが、原油価格が下がり続ければダウも下でしょう。

 

このように不安定な相場では長期投資は不要です。テーマ性のある銘柄を短期的にトレードするという方法の方が良いかと。

 

現在は

「医療ツーリズム」

「AR」

などが活況なようなので、明日はこれらテーマ銘柄を見ていく予定です。