グラフェン動きだしましたね
炭素繊維を結合させて電気の輸送などに使われる素材で、今全世界から注目されています。このグラフェンを制する者が未来を制するといわれるほどの画期的な素材だとされています。
そんなグラフェンですが、昨日
「阿波製紙」と
「GSIクオレス」から材料が出ました。
クオレスの方は
「特殊形状のカーボンナノチューブ(CNT)で次世代製品の実用化に乗り出す」
というIRが発表され
阿波製紙の方は
紙すきのノウハウを生かして、厚さ1ミリメートルのシート内に炭素繊維とプラスチック繊維を均一に分散させて強度を高めた
というIRが発表されています。
この発表により、グラフェン銘柄の物色が高まることが予想されます。
その他、グラフェン銘柄として注目されているのが
「ADEKA」
東大教授らの製造技術特許のライセンス取得。燃料電池等の将来的な材料として20年までに商業生産を目指す。
「東レ」
元祖炭素繊維銘柄
「カネカ」
透明電極利用
「日本写真印刷」
炭素繊維タッチパネル
「ミズノ」
炭素繊維を生かしたウェアを開発
「戸田工業」
SI系負極材料の開発
「ソニー」
グラフェンを大量生産する技術を開発
「住友精密」
「大阪ガス」
炭素系の新素材「グラフェン」の価格を半分に引き下げる技術を開発した
「昭和電工」
昭和電工は炭素系先端素材のカーボンナノチューブ(筒状炭素分子)で年間数十億円の売り上げがあり、フラーレン(球状炭素分子)の事業化で三菱商事と提携。グラフェンを炭素系先端素材事業の第3の柱にする。
以上がちょっと調べた結果引っかかりました。マネーゲームに適するような小型銘柄が見当たらないためあまり参考にならないかと・・・。
取りあえず阿波製紙の材料が一番大きい+時価総額が小さいということで沸騰しやすいので、阿波製紙をJC覚悟で買うのが得策かもしれませんね。