手出し無用の相場が続くのか

日経平均を2年足で見てみると、下に行くようにしか見えないと思うのは私だけでしょうか。日銀がマイナス金利を発表しましたが、その効果は限定的であり、ヨーロッパですでにマイナス金利の効果は、逆に経済にとってデメリットが勝るということが分かっていることから、日本経済もその空気を感じ取っているようにみてとれます。

 

このような相場に遭遇した今思うことは、どのような好業績銘柄であっても、超割安高配当銘柄であっても「売られる」ということです。ファンダメンタルであってもグロースであっても同じこと。そこに指標を用いる必要はありません。全て売られるのです。

 

しかし、勝機ももちろんあります。それはテーマ性のある銘柄であったり、下がりすぎによる反発を狙う方法です。短期目線で銘柄を売買するという方法になりますが、この短期売買は投機筋が絡んでくるために、値動きが非常に激しいという特長を持ちます。よって、ある程度取引に慣れないと儲けどころか大損をすることがあるので要注意です。

 

取引に慣れるまでに持ち金が底をついてしまうという投資家も数多くいますので、投機的な投資は避けるという投資家が多くを占めます。短期テーマ投資は慣れもありますがセンス的なものも勝つための大きなウエイトを占めるので、何年頑張ってもダメな人はダメなので、「自分には合ってない」と思ったら早期にやめることを進言します。

 

では投機投資が出来ない人はこのような相場には参加しないべきなのでしょうか。私の浅い投資経験からいうと参加しない方がいいと思います。どうしてもという場合は、ダブルインバースなどでヘッジをかけつつ、ファンダメンタル又はグロース投資を続けていくようにすべきです。

 

私はどうするかというと、今は決算時期なので好決算で買われた銘柄をチェックしておき、決算後に大沸騰したのを確認し、その後利食い売りによって売られるのを待ちます。売り枯れたところで参加するという方法でちょっとした利益を得るという投資方法をメインに投資して行こうと思っています。売られないでそのまま買われ続けることもありますけど、今のような地合いの時はほぼ利食いに押されて下げますからそこが狙い目です。本日目をつけたのはシステナです。