イギリス離脱に便乗したヘッジファンドの動きに注意

いよいよ来週の6月23日(木)にはイギリスの国民投票が行われ、EUの残るのか、それとも離脱するのかが決まります。

 

そもそもこんな大事な問題を国民投票によって決めていいのかという問題がありますね。間違いのない判断を下す国民もいると思いますが、大部分の国民は経済的な知識もなく、単に自らの利権のみを主張する傾向にあるので、移民=税金の無駄遣いというように捉えるので、恐らくですが離脱の方向に行く方が多くなると思います。

 

そして数年後にやっぱり戻るといわれても困りますよね。

 

EU連合の目的は国々が集まって大きな国を作り上げ、関税などを撤廃し、人々が自由に行き来出来るようにすることで、ユーロ圏経済全体が活性化すると共に、経済的貧困国を助けるという目的もあったはずです。それなのに、ちょっと不景気になったからといって、その責任をすべて移民になすりつけるのはどうかと思いますね。

 

確かにEU法によって色々な制限が設けられており、それによって中小企業の成長に対して足かせになっているというのは間違いのないことですが、それは全てのEU国に適合するものであり、更に、今後グローバルな路線を取り続ける時には必ずぶち当たる問題であると思われます。

 

よって、私は素人なのでよく分かりませんが、EUに残る方が色々といいような気がしますね。

 

そんな大イベントに便乗してヘッジファンドが暗躍しています。すでに世界中の株式市場や為替が売り崩されており、今後残存や離脱か決定することにより、大きくどちらかに動くことが考えられるので、そのボラにより大きく利益を得るために動くことが予想されます。

 

このようなボララリティーが大きな相場に直面している現在としては、個人投資家は付き合うべきではないと私は思います。どっちに転んでも大きく相場が動くということになるので、もはやサイコロのように半か丁かというギャンブルに他なりません。そんなギャンブルに大切な大金を使う必要性はありません。パチンコなどの少額ギャンブルならいざ知らず何百万、何千万、信用取引などを行うと下手したら億の金を失うことになりかねません。

 

株式市場はなくなりはしません。なので、確実に獲れる!と思った時だけトレードを行えばいいのです。今年も色々な相場がありましたよね。中国危機暴落からの反発、アメリカ利上げ暴落からの反発、マザーズ先物が始めることによるマザーズ爆あげ、バイオ祭り、有機EL祭り等々、確実に上がる時だけトレードすればいいのです。