投資家の8割は「イギリスは離脱しない」と予想しているらしい

昨日のWBSにて世界の投資家の8割はイギリスは投資しないと予想して、ポンド買いの動きを見せているという放送をしていました。

 

あのソロス氏も、イギリスがユーロを離脱すると国家的危機が訪れるとして連日警告を行っています。

 

このような投資家の予想を反映してか、先週の金曜日辺りから日経平均株価も底打ちし、月・火といい感じで上げてきたものの、本日前場はドカーンと再び下落しています。

 

この下げをどう見るかですが、いよいよイギリスの国民投票を明日に控えていることから、ギャンブル的な投資はせずにポジションをある程度手じまうという動きが強まっているのだと思います。

 

本当ならば大きな下げの後なので、チャート的にはもっと買いのパワーが爆発してもいい感じはするのですが、3日間上げ続けたということで短期筋が一旦利食いに向かったというのも大きいかと思います。

 

ファンドなども、離脱問題にてギャンブルを仕掛けている場合には、一旦買いのパワーを溜めるために、一旦下落させておいた方がいいだろうという判断を下し売り崩しているとも考えられます。

 

いずれにしても、どちらかに大きく動き端境期なので、相当腕に自信がある人以外は、トレンドがある程度はっきりするまで大きなポジションを取るべきではないと思います。