MDMの人口関節に興味津々

イギリスのEU離脱決定で1200円もの暴落をみせた日本株式市場ですが、そこから700円戻すという強い反発を見せています。ここからどのように動くか全く分かりませんが、何か大きな外部要因がない限り、ヨコヨコボックスで推移すると予想しています。

 

そんな中注目しているのが人工関節銘柄です。人工関節銘柄としては

MDM

ノーリツ鋼機

帝人

以上3銘柄しかありません。これは競争力の乏しさを表わしており、この3銘柄に大きな勝機があることを物語っています。

 

この中で帝人に関しては人工関節が占める業績への割合が少ないことから、人工関節の普及を期待して買うということは意味をなさないので投資の対象から外れます。

 

次にノーリツ鋼機ですが、銘柄としてはPER11.97、PBR0,49と超割安で時価総額も292億と小型なので成長を見込み買いたくなるのですが、現在は先行投資を試みている最中で安定した業績を期待することができない局面であるという判断をしているので、長期投資ならいいのですが、半年以内に売買する予定なのであればちょっと不安な面も多いのでまだ投資次期ではないという判断により、様子見とさせて頂きます。

 

で、最後に残ったのがMDMです。MDMは好業績で割安、そして何より人工関節がメインの企業なので、その高齢化による普及の恩恵を全て受けられ、更に、人工関節の材料のほとんどを海外からの輸入に頼っているという状況により、円高の恩恵をモロに受けるという点も評価できます。

 

最近、日本特殊陶業筆頭株主になったことから、日本特殊陶業の持つセラミック技術による新製品開発も行われていることから、新たな材料によって株価が刺激されることもあり得ます。

 

業績の方も14年3月期と比べて17年3月期は4倍弱まで伸びてきており、2025年問題を控え、益々高齢化が進むことから業績はうなぎ上りで上がって行くことが予想されます。