100円切ったらどうなるんだろう

現在ドル円は100.25円、もうすぐにでも100円を切ろうとしています。今週は米の雇用統計を控えているというのもあり、どのように動いても安全な円を買おうという動きによるものだと思います。

 

実際には雇用統計の数字がよく利上げが行われる方向に予想されれば、ドルが買われて円が売られることが考えられますが、実際にはドルが強くなれば新興国通貨が弱くなり、回りまわって安全な円が買われるという思惑があるようです。

 

また、実際にはアメリカ経済も後退しており、アメリカは利上げではなく緩和に動くのでは?という見方もされており、そのような読みも円高に拍車をかけているようです。

 

以上のように、いずれにしても円が買われるという予想がされていることや、円高が進むことによって日本株が沈んでいくことも相まり、更に円高が進行するという悪循環も考えられます。

 

しかし、麻生さんも場合によっては躊躇なく介入するといっていますし、黒田総裁も追加の緩和を匂わせていることから、一筋縄にはいかないというのは間違いないです。

 

株価の方も割安銘柄が目立ってきており、内需株で割安に推移しているものを丁寧に拾って行けば、いつか花咲く時が来るじゃないですが、恐らくボックスで推移すると思われるので勝算は十分にあると思っています。

 

8月になると輸出銘柄の1Q決算が相次いで発表されることから、全体的に株価は軟調になることが予想されますが、それまでは何とかボックス相場で持ちこたえてもらいたいと思います。

 

明日もダウ次第ですが厳しい相場になることが予想されるので、小反転を待ちながら虎視眈々と狙っていきたいと思います。