生体認証に物色の動き
日本株式市場冴えませんね。雇用統計を控え手控えムードなのは分かりますが、それにしても閑散相場であくびが出てきます。前回の雇用統計があまりいい数字ではなかったので様子見感が強い感じとなっています。
ここでアメリカまで崩れてしまい、利上げが消失するならまだしも、緩和に向くような動きがみられるムードになれば、世界恐慌に発展してしまう可能性もあります。
ということでトレンドとしてはボックス~下降とみていますが、生体認証に物色の動きがあります。DDSが静脈認証に加えて顏認証をプラスする二要素認証を発表したことにより買われています。
この材料に対しては以前よりあるものなのでさほどサプライズ感はなく、大陽線を形成することは考えにくいのですが、一つのマーケットとして生体認証が今後メジャーとなってくることが予想されるので、有機ELのようにそれなりに買われていくと予想しています。
現在、パソコンやタブレットを開く際には暗証番号のみとなっていますが、今後は生体認証がプラスされ、それに追随して
・PCやスマホから買い物をしてクレジットカード払いにする際
・銀行などでATMを使う際
・店舗でクレジットカードを使う際
・異国への出入国
・マイナンバー確認
・免許確認
などに使用され、例えば振り込め詐欺やネット詐欺などを未然に防ぐ目的になると思っています。
銘柄としては
・DDS(3782)
・キーウェア(3799)
・ジャパンシステム(9758)
・ユビテック(6662)
・トレイダーズ(8704)
・AMI(3773)
・テラプローブ(6627)
・OKI(6703)
・アドソル(3837)
・萩原(7467)
・NEC(6701)
・サクサ(6675)
・シーイーシー(9692)
・ダイコク(6430)
・KYCOM(9685)
・ユビキタス(3858)
台風の目になるのはDDSですが、割安好業績銘柄はキーウェア、シーイーシー、ジャパンシステム、アドソル、サクサ、KYCOMなどの方が私は注目しています。特にKYCOMとキーウェアは業績発表を期に大化けする可能性を秘めています。