雇用統計無事通過、後は選挙かどうなるかによる

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以上のように、失業率は若干悪化したものの、農業以外の就業者数は市場の予想を大きく上回まり、更に平均時給も2,6%上回るという結果となりました。この結果をうけ、ダウ平均+250円・1.4%の上昇となりました。これにより、日経先物も+230円となり、更にドル円も現在100.53円と小幅ながら円安に推移しています。

 

日経株価が上昇する材料はそろったかのように見えますが、もう一つ参院選挙が明日10日行われるというイベントが残っています。

 

この結果次第では株価に悪影響を及ぼすことが懸念されるので注視しなければなりません。ではどのような結果がいいのでしょうか。

 

投資家によっては安倍政権の安定を望む方もいらっしゃるでしょうし、このところの経済足踏み及び株価の下落により与党には愛想を尽かし、野党へ期待している方もいるでしょう。

 

これは私見ですが、恐らく与党圧勝の方が株価が上昇すると予想します。何故かというと、今の野党には政権を任せる気にはなれないからです。更に、現在の経済停滞及び株価下落は中国の失速、ユーロ圏のゴタゴタ、アメリカの利上げ観測などの外部要因による影響が強く、国内の経済指標においては大企業においては収益が増していますし、就業者数も上昇しています。

 

しかし、トリクルダウン効果は先ほどの外部要因によって得られていませんので、中小企業や地方には恩恵が巡っていないという格差を生じているのも確かです。

 

が、今はまだ外部の混乱が収束していない時ですし、国会がねじれるのはデメリットでしかないと私は思います。

 

以上により今は素直に与党が圧勝することが株価の上昇に繋がるのではないかと思います。

 

余談ですが、投資家に注目されている銘柄としてファーマF(2929)があります。新規ガン治療薬への期待が高まっていますので、個人投資家及びファンドに人気が出ると思われます。