新たな境地に挑むMCJ

業績発表が一段落し、業績がよくない銘柄と好業績銘柄とに明暗が分かれました。円安進行による為替差益や中国などの新興国などの影響により、輸出(特に中国に多い)企業などは大きく業績が下落し、逆に内需色が強い銘柄などは好業績が相次いでいます。

 

その中でMCJの好業績に注目しています。MCJはマウスコンピュータというパソコンの販売や、パソコン周辺機器、モニタ、PC修理などの事業を行っています。PERが10.91、PBRが1.5という割安な指標に対して、1Q進捗率は38.9%と好調な数字を残しており、通期上方修正は必至となることが予想されます。

 

どの時期に修正が発表されるのか分かりませんが、恐らくこれまでの傾向として中間決算時に上方修正をしているので、例年通り10月30日に中期予想の上方修正が行われると思います。通期は5月11日前後に行われる可能性が高いです。

 

これらを踏まえ考えると、現在の上げ相場が終った後に若干調整の下げ時期が来ることが予想されますが、10月第一週目くらいからまた買われ出すターンに入るのかなと思います。

 

いずれにしても、このまま円高が続けば輸入が多い同社の好業績は続くと思われます。