ここからは「経済vs低金利」の戦いになる

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取りあえず中国においてコロナウイルスが一段落したのかな?という状況となっています。

 

とはいえ、韓国や日本7、アメリカ、ヨーロッパ、中東などでは今から爆発的に患者が増えそうな状況となっています。

 

爆発的に増えそうな状況ではあるものの、投資家たちは少々コロナ騒動に飽きたような感じとなっており、コロナに対する感受性が鈍磨になっているような印象を受けます。

 

またG7が電話会議を開き、その結果、金融対策を行う用意があるという意見で一致したなどのニュースもできており、更にアメリFRBが緊急の利下げ(0.5%)を行ったことなども投資家心理をコロナから引き離しているようです。

 

今後は「コロナVS経済対策」

今後の株価を占う上で重要になるのがコロナウイルスの動向と経済対策になります。普通に考えると現在の状況はコロナウイルスが蔓延の兆しを見せており、更にそれによる経済封鎖、円高によって日本経済はお先真っ暗、よって株も売られて当たり前ですが、一方でG7にて経済政策を行うので株が買われるという何とも矛盾した感じとなっています。

 

しかし、日本においてはここ1年以上同じような状況となっており、景気動向に敏感なマザーズ市場は停滞が続いています。

 

 

短中期的にはよくわからない状況が続く

といった不確定な要素が地合いとしてあるので、短中期としては分からない状況が続くと予想されます。下がりすぎたら買われ、買われすぎたら売られる、好業績発表などのカタリストが出れば買われ、悪材料が出たら売られる、そしてこれらも短期で終わり地合いに飲み込まれるといった状況がしばらく続くのではないでしょうか。

 

もし仮にトランプ不利といった状況になれば金融市場は荒れるでしょうね。新しい大統領が誕生して思い切った金融政策を行われるまで続くような気がします。

 

新型コロナに関しては、今のような政策をとっていればパンデミックは防げると思います。しかし、円高なども相まり業績は下方修正などが相次ぐでしょうね。この発表と金融政策との影響ですが、恐らく金融政策が勝ると思います。

 

 

最大の問題はアメリカの景気

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日本の景気はどうあがいても上向きにはなりません。しかし、救いはあります。それはアメリカ経済が好調による株高、それにつられて日本株も買われて株高になる、その株高によって日本の企業が潤うという構図です。

 

しかし、先ほども書きましたが今のアメリカの好景気があるのはトランプのお陰です。もしトランプ大統領が失脚するということになれば、株は売られ、金や国債、円が買われるという動きが活発になり、日本の企業の業績に悪影響をもたらします。

 

トランプは優れたビジネスマンなので自国に有利(短期的に)な政治を行い好景気を生み出しましたが、一方で人種差別、女性蔑視、独裁政治によって敵が多いという状況を作り出しています。これが失脚という結果を招くかもしれません。

 

もし、失脚となれば株は売られ、景気も下向きになるということが考えられます。とはいえ、新大統領が大規模な金融対策を打てばまた風向きも変わってくると思いますが。

 

 

以上を睨み、円高恩恵銘柄を先回りするという手もありますが、新型コロナで内需はしばらくダメという状況があるので、結局は買えないんですがね…。

 

とりあえず短期的に

・5G

・学校ICT

・リモートワーク

当たりしか買うものないのかなと思いますね。