やっぱり新型コロナが落ち着くまで無理っぽい

f:id:mahirotyann1:20200312201313j:plain

「新型コロナvs中央銀行の経済対策」の戦いですが、今のところ新型コロナの大勝ちですね。世界の株価は暴落、そして為替は円高が進んでいます。原油ももんでいるものの下げ基調でしょうか。

 

それもそのはず、今現在は欧米及び中東地域で新型コロナが大暴発しています。一気に感染者数が増え、それに従いメディが大騒ぎ、よって民衆もパニック状態となっています。

 

日本は?というとまだパニック状態にはありますが、検査をしないという方針が功を奏しているのか分かりませんが、感染者数が暴発という感じではないので、幾分、一時よりは国民の様子は落ち着いているという感じでしょうか。

 

とはいえ、WHOのパンデミック宣言及び欧米のパニックを目の当たりにしているので「不安」に思っている人の割合は増えている感じがします。

 

 

いったいいつ株価は戻るのか?

全く予想はできませんが、最近の日本株の様子を見ていると「投資家たちの買いたい意欲」はうかがえるのですが、欧米の株・先物が暴落中ということもあり、「売りが優勢」「怖くなってすぐに売ってしまう」という傾向が強いのかなという印象です。

 

よって、日銀やFRBトランプ大統領などから金融政策の話が出てもいまいち反応が鈍い感じになっています。

 

このような状況となっているので、よほどインパクトのある金融政策が発表されるか、もしくは新型コロナが日本及び欧米でピークアウトする、又は薬やワクチンが開発されるなどのニュースが入らないと難しいのかなと思います。

 

 

しかし、一旦戻っても二番底が考えられる

この相場で怖いのが株価がこれだけ下がると投資家に恐怖心理が焼き付いてしまうので、上値にしこりができるという点です。少し上がると利益確定売りや空売りが入ってくるので株価が上がりにくくなります。

 

また、新型コロナによる影響でホテル業や外食産業、航空業、小売業全般、中国関連の企業全般などの業績が相次いで傾くので経済全体に悪影響を及ぼすという懸念及び、下方修正や未達、倒産の発表による悪影響などがあるので株価が上向きにくいというデメリットもあります。

 

そして止めは「金融機関の破綻」です。これが起こるともう歯止めがききません。リーマンショック級の大恐慌が襲うでしょう。

 

このように悪循環の連鎖が起こるということも考えておく必要があります。どこまで連鎖するかは分かりませんが、これから先のコロナの感染者数及び重症者数、死亡者数、それに伴う人々の恐怖度数によって決まってくると思います。

 

オリンピック中止または延期のニュースも打撃になりそうです。

 

 

 

ズバリ5月がカギ

f:id:mahirotyann1:20200312203852j:plain

世界の主導者がうまくやれば5月頭頃に収束の予感という感じに持ち込めると思います。世界的にちらほらと患者が出ているものの、収束の予感が見出させれば恐らく大恐慌は免れるのかな?と思います。

 

5月頭に収束の予感ということは、最悪でも4月中旬頃にはピークアウトさせなければなりません。あと1か月でピークアウトに持ち込むということになります。かなり難しいですが、今の中国や韓国はすでにピークアウトに入っているので行けるのかなと思います。

 

でもそうするためには国⇔国の行き来や無駄な外出を完全にシャットアウトさせなければならないので、航空機会社の倒産及び旅行会社の倒産、外食産業倒産、原油価格の下落というリスクがありますね。この辺は国が何とか補助金で倒産させないような措置をとらなければなりません。よって経済政策もいいですが、この辺の補助のためのお金を用意しておく必要があります。

 

投資するのはここまでお預けになるのかなと思います。ちょいちょいリバはあると思うのでそれを確実に取っていくという方法もありますが、そのリバを予想するのは達人以外は無理。大規模な緩和政策が出た時、あまりにも下げすぎた時、薬・ワクチンの発表が出た時、収束の見通しが出来た時、メディアが飽きて取り上げなくなってきたがサインかな。しかし、中長期的投資は経済の様子と株価をみながらというのが求められます。