原油・原油・原油

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信じられないことが起こりました。それは原油先物価格がマイナス。マイナスになるって知っていました?私は知りませんでした。かなりのインパクトだと思います。人類が主のエネルギーや製品材料として使っている原油があまりに余ってどうしようもない状態になっています。それだけ経済活動がダウンしていることを意味します。よって株式市場にも大きな影響を与えているといえます。

 

しかし、実際には株価は一旦下がりましたが本日また上げました。今のところヨーロッパ各国も小幅な値動き、ダウ先も小幅で大きな動きを見せていません。実経済の指標として原油価格が下がっているものの、政府の経済下支え案や欧米のコロナ感染者がピークアウトしたことなどによって上げトレンドはまだ継続しているかなという感じとなっています。

 

とはいうものの、原油によるインパクトは投資家の脳裏に焼き付いていますので、今後はその値動きによって株価も連動するようになるかもしれません。

 

 

実経済は反映されないの?

投資をやっているものとしては一番気になる部分だと思います。コロナ自粛の影響で経済は明るい兆しは全く見えません。恐らくこれから出てくる決算発表ではヤバい決算が続々と発表されることでしょう。

 

よって、今の株価はおかしい!売りたい!と考えるのが投資家心理だと思います。しかし、しっかり考えたほうがいいのは「すでに経済の悪化は株価に織り込まれている」可能性があるということです。コロナショックだけでなく、経済の悪化も織り込んでいて、その下落幅となっており、今後はコロナの終息及び経済の復活を睨んで買われていると読むこともできます。

 

 

じゃどんな投資をすればいいの?

経済指標も織り込んでいるのか、それとも織り込んでいないのか?経済の悪化よりも中央銀行金利や買い支えの方が重要で、それによって株価が動いているのか、全く現状が把握できない…。というのが個人投資家の心の中だと思います。

 

なので、株は一切やらないとするか、もしくは割安で将来性のある銘柄を「超長期」で持つという鋼の心を持つ決意をするか、それともグロース株投資に徹底するか、の3つだと思います。

 

1つ目、2つ目は説明不要ですね。グロース投資はその銘柄の持つ特性、地合い、トレンドなどによって期間を決めて投資するようにします。今であれば原油関係(タンカー、物流など)、医療関係、スーパー関連、オンライン授業、テレワーク、学校ICT、AI、ニュースサイト、内職などになりますね。

 

間違っても割安で銘柄を判断してはいけません。こんな時期なので企業の業績は急変します。割安銘柄でも業績が急激に悪化してしまい超割高に変身してしまう可能性大です。よって、確実に業績がアップする銘柄、もしくは大きく成長するであろう予想がなされている銘柄に絞るべきです。

 

材料で買われて急騰する銘柄が好きな人も多いかと思いますが、その材料に中身がなければすぐに急落します。材料銘柄を買う場合にはその材料の中身をしっかり把握できる場合のみ参加するようにします。中身がスカスカでも誰かが仕掛けていれば上がり続けることがあります。が、そのような銘柄はいつ急降下するか分からないので手出し無用です。自分が理解できる場合のみ参加するようにしましょう。