FRBパウエルのマイナス金利一蹴と企業の業績ショック

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ダウが大幅に低下したことを受け、日本株も大きく調整しました。日本株はコロナショックから半値戻ししているので、今後はどちらにトレンドが形成されていくかは誰も分からないという状況になっています。

 

私は以前より「買い」と声高に叫んでいます。今後も買いは揺らぎませんが、一時的に調整する可能性も否めません。

 

 

調整の原因になりそうなのがFRBパウエル氏の発言

株価調整の原因になりそうなのが昨日のパウエル氏の発言です。トランプ大統領がマイナス金利導入を行うことを示唆したものの、パウエル氏はこれを一蹴。マイナス金利導入は副作用が強いために行わないという発言をしました。この発言が要因か分かりませんがダウ、ナス共に大幅に下落しています。

 

そして、マイナス業績インパク

日本でもトヨタや日産、マツダダイキン資生堂など相次いで好調だった企業がマイナス予想を連発しています。それは米国でも同じで景気の下振れが数字となって出てきていることにより投資家が慎重になっていることが伺えます。

 

株は実経済に先行するといいます。これまでは新型コロナの目途がある程度ついたということで株価が上昇してきましたが、その先にある経済の完全復活という道しるべがいまいち不鮮明となっているためにこれから先の株価は読みにくいというのが投資家たちの心理としてあるのではないでしょうか。

 

日本は緊急事態宣言解除による売りが

普通は緊急事態宣言が解除されれば、経済の復活を意味して買われると思いますが、逆に売られるということもあり得ます。

何故かというと

・解除によって再度感染が広がる恐れがある

・出尽くし

という理由です。

 

解除してしまうと感染が広がるリスクが増すのは説明が要らないと思うので割愛します。

 

「解除イコールコロナ騒ぎは終わり」という心理が働くので、投資家心理は次のステージに移ったと捉えることができます。よって、コロナ解決上げも終わりを告げたということになります。なので、これからは新たな材料探しが始まることを意味します。その材料が見つかるまでは一旦調整するのかなと思います。

 

買われる銘柄は買われ、売られるものは売られる

一旦は地合いによって全体的にどちらかに動くということが考えられますが、そのような動きの中でも買われるものは買われ、売られるものは売られるという動きが出てくると思います。

 

とにかく今は全体の地合いとして「次の悪材料、好材料」を探している時期なので、どちらかに大きく動くということはないと思います(短期的には調整する可能性があります)。

 

今まで抑制されていた

・外食

・ホテル

・航空機

・旅行業

などの銘柄が開放によって反発する可能性もありますし、自粛と関係ないIT、AI関連の銘柄が好業績を期待して買われるということも。

 

また決算時期ということもあり、好決算銘柄が物色されていくということも考えられます。

 

今まで好調だったゲーム関連、バイオなどはどうなるのか。

 

色々とみるところは多いと思います。短期的な売買は面倒…というのであれば、グロース銘柄を鬼ホールドでいいと思います。