FRBパウエル発言で総崩れ

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昨日のFRBパウエル氏の発言によって株価が総崩れしています。ダウ、日経、新興銘柄が崩れ、欧州株も軒並みダウンしています。

 

パウエル氏の発言はこちら

パウエル議長、あらゆる手段を必要な期間用いる決意を表明

イールドカーブコントロールについて発言したことが投資家心理を冷やして下げに繋がりました。短期的に米国債が買われて株が売られるという状況となっています。がしかし、ナスはまだまだ元気なので、望みを捨てるのはまだ早いかと思います。

 

日本で株が売られているのはダウが下げたこともあると思いますが、一番は「過熱感があったこと」ですね。信用売りがほぼなくなり、信用買いばかりが目立ち乖離が起きていたので、そのアンバランスを整えるために売りが出たという感じだと思います。

 

それにしてもマザーズを見ていて思いますが、この上昇はすごいですね。まるでアベノミクス初期の頃のような上げっぷりです。それだけ投資家たちの買いうっ憤がたまっていたということでしょうか。皆さん十分に利益を出しているでしょうから、一旦全体的に過熱感があるので売っとこうかということで新興の利食い下げは少しの間続くのかなと思います。

 

今後どうなっていくのか

今後については個人的には「明らかな悪材料」が出たわけではないので、調整によって過熱感が取れた後に買い優勢になると思います。とはいえ、今回の調整が大きくなればなるほど「しこり」が出来ますので、訳の分からないバイオ株が軒並みストップ高まで買われるというような状況にはならないと思います。

 

今日までは第1波の上げだとすると、第2波はしこり玉を意識しながら緩やかな上げになるような気がします。何故かというと、反動&うっ憤晴らしの上げはもう終わったから。

 

そして、経済の回復はある程度株価に反映されたからです。今後は実経済及び新たな材料探しで右往左往しながら惰性で上げていく感じになると思います。

 

銘柄としては前回同様マイナンバー及び学校ICT狙いで行くつもりです。