四季報で出尽くしになりそうな予感

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とうとう明日(6月26日)に四季報夏号が発売されます。すでに先どりでチェックされている方も多いかと思いますが、ほとんどの方は明日購入して目を通すことになると思います。

 

今回は銘柄によって大きく分かれる!と思いますね。コロナ禍によって影響を受けるところは評価が下がり、そんな中でも業績がアップするものは高く評価されるようになると思います。

 

業績判断のプロがどのように判断するのかが見ものですね。すでに各社来季の業績予想発表がなされているので、「大体の感じ」はつかんでいるとは思いますが、それでもその企業の判断と第三者の判断は違います。なので「そんなはずでは!」と思う方もいると思います。

 

その四季報を先取りして物色されている銘柄を新興でよくみかけます。が、何となくマザーズジャスダック共に元気がありませんね。買われているのはマネーゲーム、投機銘柄ばかりで、全体的にはトーンダウンしているのが見て取れます。

 

 

いい加減息切れかも

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本当は7月中旬くらいまで続くと思っていた上げ上げ相場ですが、何となく四季報で出尽くしになりそうです。とはいってもすぐに崩れるのではなく、しばらく四季報で好業績予想が出ているのが買われ、全体的に上げるものの、利食いで下げるという乱高下となり、日経が6か月25日線を大きく割りこむという状況になればしばらく下げるのでは?と思います。

 

何故かというとすでに燃料切れになっていることが現在の状況からうかがえるからです。ここから更に買われるためには材料が必要ですが、出てくるのは悪材料ばかりです。トランプ苦戦にデモ悪化、コロナの再燃、新興国の経済危機…。

 

これを支えているのが中央銀行による金融政策です。これまではコロナの一時終息+中央銀行の政策によってバンバン買われていましたが、ここから買われるためには今までと同じ材料だけではなく、マイナス材料の懸念が払しょくされること、米中関係が改善するなどの明るい材料が出てくるなどの「いい変化」が必要になってきます。これがないとジリジリ下がり、下げが下げを呼ぶ展開となり、そこにもっと下げさせたいファンドが取って付けたような悪材料ニュースをもってきて更に下げるという展開になります。

 

実際には中央銀行が金融政策をやっているのでそこまで下げないと思いますが、細かく売り買いしている人は準備をしておいた方がいいかも。長期で放置している方は単なるノイズだと思うので放置でいいと思いますが。