ライザップグループの再評価高まる

8月15日発表の1Q業績発表では、経常利益で38%(通期比率)を達成しました。今季予想に対するPERは20倍とそれほど割安な感じはしませんが、それでもこれだけ急成長している銘柄にしては安いような気がします。

 

その背景にあるのが札証ということで大手証券会社が買い出動できないということがあると思います。今後、東証一部に上場変更するという思惑があるので、一部に変わり大手証券会社が本格的に参入してくれば株価の方が大きく変わってくることが考えられます。

 

本日の業績発表に対する株価の動きに対しても、ストップ高まで買われるほど評価されたのであれば、本来はそのまま株価が維持され明日へ繋がっていくのが本来の姿だと思いますが、地合いの影響より終値で+1.76%にまで投げ売られている背景としては、個人投資家しか買っていないという証拠だと思います。

 

このような株価の推移をするような銘柄はハッキリ言って安心して持っていられないというのが個人的意見です。なので腰を据えた投資家がいないことも乱高下の原因になっていると思われます。

 

とはいっても、恐らく近いうちに一部上場を果たすと思うので、今は辛抱強く持ち続ける強い握力がホルダーには求められています。現在のチャートを見ていると緩やかな上り坂です。今回の決算カタリストがあり注目を集めていることもプラス材料です。このまましっかり鍋底を形成し、後は一部上場のアナウンスを待つのみという状況なので、多少乱高下はありますが、持ち続けることも一つの方法かなと思っています。

オリンピック女子柔道「田知本選手」おめでとう!

オリンピック女性柔道70キロ級で見事「田知本遥選手」が金メダルを獲得しました!田知本選手は今回のオリンピックではノーシード選手であり、業界関係者の間ではメダルはないだろうと囁かれていました。

 

前回のロンドンオリンピックでも日本代表に選ばれていましたが、結果は7位と惨敗。その後に行われた世界選手権でも1回戦敗退、その他小さい大会では優勝などありましたが、世界ランキング12位と贔屓目に見ても有力な選手とはいえませんでした。

 

最近のこのような成績から自身も「リオで見返してやる」という思いが強く、「前回オリンピックの雪辱を果たしたい」というコメントが発せられていました。

 

試合を見ていてもその心意気がヒシヒシと伝わって来る場面が多々ありました。特に第一試合目は第一シードの優勝候補との戦い。序盤から押されるものの、気合で相手を上回り、延長の末勝利を手にしました。

 

続く二回戦目も延長ながらも気合で押切り、そこからは乗ってきたのか準決勝、決勝とある程度スムーズに勝ち金メダルとなりました。

 

今までの過程、彼女のお姉さんへの想いなど様々な光景がバックグラウンドに蘇り、最後は涙なしでは見られませんでした。

 

何より、女子柔道に金メダルがないことや、その前に行われた卓球の愛ちゃんの負けなどを見ていたことなどにより、感動が高まったのだと思います。

 

このような最高のドラマを見させてくれる選手に本当に感謝します。

ソニーの快進撃はいつまで続くのか

VRの発売が決まってからソニー株の快進撃が続いています。地合いなんてどこ吹く風、周りの銘柄とは一線を画す銘柄となっています。

 

この快進撃がいつまで続くかですが、恐らく電車は急には止まれないという感じで、素プレステVRの販売延期がない限り、10月までは上げトレンドが続くと思われます。ソニー株は昔から時価総額が大きい割には値動きが激しいのが有名で、材料で買われるという特徴を持ちます。なので、今回もVRという材料そのままに小型並の機動力で動いていくことが予想されます。

 

「大型株は動かないからつまらない・・・」という声を投機家の方々の口からよく聞きますが、ソニーに限らず現在の任天堂など、材料に集まる投資家の質によって大型株でボラ高になることはよくあることです。

 

よって、銘柄云々よりも材料の質を見抜くということを重視していくことが大事になります。

 

私が今後の材料として注目しているのが「電気自動車」です。現在の技術水準だと、充電に時間がかかりすぎてしまうことや、充電せずに走行できる距離が短いなどのデメリットがあるために、株式市場に対するインパクトとしては物足りないものとなっていますが、今後開発が進み走行しながら充電できるような仕組みや、急速に充電ができるようになる開発、連続走行距離400km実現などの改革が進めば、市場に対するインパクトが大きくなり、一旋風吹き荒れるのかなと思っています。

 

特に期待しているのが走行しながらの充電です。現在スマートフォンなどは置いておくだけで充電できるといった方法が可能となっているので、車への応用について期待しています。

 

ということで、関連銘柄を研究しています。メイコーやニチコンなどに注目していますが、まだまだよさそうな銘柄がありますので、随時公開していきたいと思っています。

シグマクシスの反転はどこまで続くか

8月4日にシグマクシスの1Q決算が発表されました。

 

売上高 2598 前年比15%アップ

営業利益 184 前年比15倍

経常利益 133 前年比19倍

純利益 93 黒転

一株益 4,7 黒転

 

決算予想は据え置きで

売上高 9780 前年比2.9%アップ

営業利益 620 前年比8.2%アップ

経常利益 650 前年比10.2%

純利益 490 前年比44.1%アップ

一株益 24.7 前年比43.6%アップ 

PER=22.2倍

 

シグマクシスは例年、利益が下記偏重なので、1Qで経常利益の期末に対する割合が20%となるのは異例ですね。決算書にも書かれていましたが、AIを活用したコンサル案件が増えていることを物語っているのだと思います。AIコンサルを取り扱っている企業が少ないということもあり、シグマクシスの優位性は今後も高水準が維持されると思っています。

 

PERからみるとそれほど安いというような印象は受けませんが、チャートを見るとすでに底を打ったような形となっており、これから第二波の上昇が来るのを感じさせ、新高根を付けてくることが想像できます。

 

目標価格は800円として持ち続けようと思います。

好決算銘柄が買われる相場続くか

若干ボラが安定してきており、少しずつ上昇トレンド形成に向かって地固めしているといった感じとなっている日本株式市場です。

 

この原動力となっているのが好業績銘柄発表です。輸出企業による下方修正などもありますが、小型優良株や半導体関連、内需関連などは相次いで好業績を発表しており、それら銘柄が先導している感があります。

 

昨日発表されたもので私が監視していたのが

MCJ

・シグマクシス

の2銘柄です。

 

シグマクシスは前期1Qがちょっと・・・という感じで、今季1Qは概ね予想に対する進捗としてはそれほどサプライズではないものの、利益が下期偏重なのにも関わらず1Q経常で20%いっているので、かなりいいという評価を受けているのではないでしょうか。

 

MCJに関しては素直にすごいと思います。これだけパソコン離れが進んでいるといわれる中で、これだけの業績を上げているのはサプライズですね。いちよしがカバーしていると発表されていますが、間違いなくデメリットは少ないと考えられるため、このまま買われていくと思われます。

 

今日発表されるものの中では

・フジコー

・ウィルG

辺りに注目しています。

 

現在、オリンピックのサッカー予選をやっていますが、ちょっと勝てそうにありませんが、諦めずに頑張ってほしいと思います。

下向きの力が強いようで・・・

アベノミクスに逆らうな!をスローガンに買い目線でいるものの、このところ、ダウに引きずられて下向きの力が強まっている日本株式市場です。

 

ダウもこのところ元気がありません。指標として日本の景気対策がしょぼかったことや、原油価格の下落、新車販売台数が芳しくないことなどが挙げられていますが、チャートをみると直近急激に上げたことにより調整しているという見方の方が正しいのかなと思います。

 

このようなダウがハッキリしないことや、円高の進行により日本のマーケットがいまいちな感じとなっているのだと思います。よって、ある程度中期的なトレンドとして、年末へ向けては上げていくと思われますが、短期的にはちょっと調整色が強まるという懸念もあります。

 

しかし、何度もいいますが経済政策で28兆円

kabutan.jp

を予定している訳なので、基本的にはアベノミクスに逆らうな!ということで、細かく売買する必要はありますが、買い目線を貫き通したいと思います。

 

 

EGの躍進に期待

EG(6050)が昨日引け後のに通期業績予想を上方修正しました。

・売上高23.6%増

・営業利益53.7%増

という予想を出しています。主にゲームサポート事業においての伸びを理由としており、今後益々の業績の伸びが予想されます。

 

これにより、前場においてですが、前日比11%超の株高となっています。この数字は想定内ですが、想定外なのは出来高の方です。前日比4倍ほどの出来高を記録しており、後場更に伸びることが予想されることから、かなりの出来高となることが予想されます。

 

出来高が伸びるということは、それだけ資金が流入してきていることを意味します。恐らく大口が数件入ってきていることになりますので、近々レーティングなどが発表され、更に買いを呼び込むという好循環となることが予想され、大相場となる可能性が高くなります。

 

業績予想としては、ポケモンGOの出現により今後益々位置ゲームなどが発展することや、VR技術のスマホアプリゲームへの応用などが進むことにより、頭打ちだったスマホアプリゲーム業界が更なる発展を遂げることが予想されるので、大きく業績が上向きになっていくことが考えられます。

 

また、EC事業者向けに人工知能型画像認識システムの販売を行っていることもあり、こちらの分野でも、今後益々越境ECが発展していくことが考えられるため、売り上げの伸びを期待することができます。

 

以上、全てにおいて期待できる要素が強いと考えられるので、週足で買い目線を続ける予想としています。