林葉直子さんの肝硬変末期は治らないのか

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林葉直子さんが末期の肝硬変を告白しました

将棋の元女流棋士、タレントであった林葉直子さんが末期の肝硬変であるというニュースが報道されていました。末期の肝硬変ということで、病院では打つ手がないとされているようです。体重の方も激やせしており、聞いた話では38キロしかない状態で、腹部には肝硬変の症状である腹水が停留しているとのことです。

 

▼なぜ肝硬変になってしまったのか

一番気になる「なぜ肝硬変になってしまったのか」ということですが、原因は大量の飲酒を続けたこととされています。特に女性の場合は肝臓の働きが低いとされていて、アルコールによる害を受けやすいとされています。

 

林葉さんは現在46才であり、アルコール量が増えたのが不倫騒動などがあった29歳くらいの時だと語っています。このことから、直前まで飲酒を続けていたとしても、16~17年の間飲酒を続けたことが肝臓を蝕んだと考えられます。

 

▼治る見込みはないのか

現代医学では、肝臓の機能低下に関しては「安静」と「栄養」だとされており、あまり積極的に治療は行わないという傾向にあるようです。何故かというと、何か原因がありその原因により機能低下が引き起こされている場合にはそれを改善すればいいのですが、長年の飲酒などによって機能が徐々に低下して行ったものに関しては、施しようがないというのが現代医学の特徴だからです。老衰と同じような考え方です。

 

▼その他の治療法はどうなのか

その他、漢方薬やインド医学、サプリメントなどはどうなのでしょうか。漢方薬は現代医学で出来ない「機能を向上させる」という効果に優れており、一番可能性が高い治療法といえます。特に肝臓の機能低下に使われるものとしては、血小板を増やし働きを向上させる作用を持つ「田七人参」や「高麗人参」、「霊芝」「黄耆」「艾葉」などの生薬に、血流改善作用のある「ウコン」や「タンジン」「柴胡」などに滋養強壮作用のある「地黄」や「蛇胆」、「当帰」などの生薬がよく使われていて効果を発揮しているようです。

 

実際にも中国などではこのような生薬を用いて、肝臓疾患に対して効果をあげているようです。今回の林葉さんのケースに効果を発揮するかどうかは分かりませんが、試してみる価値はあるような気がします。もっとも、もっと早い段階で治療をしていれば、もっと効果的だったと思われますが。