午後のパフォーマンスがアップする!?昼寝の効果の実際

パフォーマンスアップに効果的!?

結論から言うと、昼寝は午後からのパフォーマンスアップに非常に効果的であるといえます。しかし、それは人によりであり、全ての人に効果があるというものではないというのを付け加えておきます。

 

では、どのような人に効果があるのかというと、緊張感が強く脳が疲れている人に効果的だといえます。人間の脳は緊張感を維持し続けるということが出来にくい構造となっており、午前から午後いっぱいまで緊張感を維持し続けることが出来ません。よって、緊張感を強いられる仕事をしている方は、途中でエネルギー切れとなってしまい、仕事や勉強のパフォーマンスが著しく低下してしまいます。

 

しかし、昼休みに昼寝を取り入れると、そこで脳の緊張がリセットされると共に、疲れを回復することが出来るので、午後からのパフォーマンスをアップさせることが出来ます。

 

特に昼寝した方がいい人とは

特に昼寝をした方がいい人とは、緊張の度合いが強く夕方にエネルギー不足になってしまい疲れ切ってしまうという方です。仕事などにおいては、夕方になるとケアレスミスが多くなったり、物事を決断することが出来ないなど判断力が低下するといった傾向がある場合には、一旦昼休みに昼寝という形で休憩を挟んでおくとそのようなミスをすることが少なくなります。

 

逆に昼寝をしない方がいい人とは

逆に昼寝が適さないという人もいます。どのような人なのかというと、特に感情の起伏が激しくなく一日中同じようなペースで仕事をしているという方です。要するに脳や体が疲れていない方をいいます。

 

職種的には自営業や事務、学生ではいつもと同じような緊張感のない授業を受けているといった場合は、それほど神経を酷使しているとはいえないので、昼寝はしなくてもいいと思われます。

 

昼寝の副作用

それでは、昼寝をしない方がいいと思われる方が昼寝をするとどうなるのでしょうか。昼寝をする必要がない方が昼寝をすると、昼寝後に逆に体がだるくなって身が入らなくなったり、夜寝るべき時に眠れなくなります。特に夜眠れなくなるという症状を訴える方が多く、わざわざ病院で睡眠薬をもらっている原因が昼寝だったりもします。更に、夜眠れない⇒昼寝する⇒夜眠れないという負の連鎖を招く危険性もあります。夜眠れないという方で昼寝をしているという場合は、数週間、昼寝を絶つ生活をしてみるといいでしょう。

 

昼寝の時間

昼寝をする時間としては、一般的にいわれている15~20分で十分です。眠れないという方は、目を閉じて脱力するだけでも十分神経を休める効果があります。よって、昼は眠れないという方でも、神経が疲れていると判断される場合には、目を閉じて脱力することをおすすめします。

 

速やかに仕事モードに戻るには

昼寝をしてしまうと、起きた後なかなか仕事モードに戻れないという方もいます。そんな方におすすめなのが「伸び」と「洗顔」です。これはどんな場所でも手軽に行うことが出来ます。伸びは普通に手と足を思いっきり延ばすだけでよく、洗顔は水で顔を洗うだけでOKです。女性の場合は化粧が落ちてしまうので洗顔はNGなので、ぬれタオルを首に付けるという方法や冷たい水でうがいするなどが同様の効果を得られるのでおすすめです。

 

それでも夕方にパフォーマンスが落ちるという方には

三時のおやつが効果的です。エネルギー不足でもパフォーマンスは大幅にダウンしてしまいます。よって、適度にエネルギーを補い夕方~夜に向けての仕事を充実させるという方法を取らなければなりません。三時のおやつは子供だけのものではなく、神経を使うビジネスマンのものでもあるのです。