思いのほか大きな調整となった日本株

昨日は500円以上あげ、今日は300円以上さげるというジェットコースターのような相場となっている日本株式市場です。昨日の喜びから一転、昨日の上げ以上下げてしまったという銘柄も多く、一瞬のうちに喜びから悲劇に転落したという投資家も多いことでしょう。

 

とはいっても、このような相場の変動は珍しい事ではなく、極端な上昇の後には必ず利食いによる下降が待ち受けており、現在のような下落相場では特に利食いの傾向が強くなり下落という調整が入りやすくなるという状況となります。

 

このように、相場の上下幅が激しい時のトレード方法としては、長期目線のトレードを行う方以外、全てデイトレード又は1~2日のトレードとしておいた方がいいと思います。

 

何故かというと、今回のような変動があまりにも激しく、その変動により利が全くなくなるということや、逆に大きな利を得られるということに繋がるからです。

 

素人の私がいうのもなんですが、ここ2~3日の理想的なトレードとしては先週の金曜日に株を買い仕込んでおき、昨日の引けで売却し、本日引けでまた上がるであろう銘柄を仕込むというやり方です。

 

もちろん、これは結果論であり、月曜日に更に下がってしまった場合もあり得ますのでギャンブル的な要素が大きい取引であるといえます。とはいっても、大きく下がった翌日の寄りは上げることが多く、逆に大きく上がった日の翌日の寄りは下げることが多いというのは統計からも分かっており、更に銘柄を選別すれば更にその確率は上昇すると思われます。

 

また、前日夜の先物、ダウなどをチェックしていれば、翌日の株価予想が更に精度を増します。

 

これらのことから、なるべく夜間トレードが行える、例えばミクシィソフトバンクなど夜間取引が活発に行われる銘柄に注目するようにし、確実性を高めるということも重要です。

 

私の見解では、下落相場中での沸騰銘柄は普段より取引が活発な銘柄が多く(ソフトバンクミクシィー、アスカネットなど)、上昇相場では時価総額が少ない小型株の上昇率が高くなるという傾向にあるように感じます。

 

下落相場ではより確実な銘柄に資金が集中し、上昇相場では個人投資家の注目度によって上昇幅が大きくなるという傾向があるようです。

 

現在の相場は下落相場~神経質相場(小さな情報によって大きく相場が変動する)であり、長期ホールド目線ではなく、こまめにポジションを変更して損を少なくし利を大きくするという手法が適していると思われます。

 

私自身の持ち株

バンナム:500

日立ハイテク:100

・TOWA:300

・鴻池運輸:100

は変更しておりません。昨日の上昇が乏しかった分、下落がさほどではなかったのが幸いです。昨日に比べてマイナス2万5千円程度となっています。日本株のチャートをみるとちょっと嫌な感じがしますが、明日の上昇を信じてホールドした次第です。