東和薬品の売り残りについて

それにしても日経強い!そして沸騰過熱感も高まってきており、いつ利食いするか皆がタイミングを見計らっているのがみてとれます。とはいっても、まだ外資系動向では買いが優勢であり、まだまだ伸びることが予想できるので個人投資家の間でも買い優勢という状況が続きそうです。

 

そんな中、最近最近通期上方修正と配当増額を発表し、割安性も高まった東和薬品について調べてみました。

 

3価格帯集約や薬価引き下げ、後発医薬品調剤体制加算が見直しなど当社にとってデメリットとなることが多数あったものの、結果として増収増益だったというのは大変見通しが明るいといえます。

 

デメリットを跳ね返し増額したというのは底力があるとみなせると共に、国策としてジェネリック医薬品を推し進めているということが大きいと思います。

 

ジェネリック医薬品に関しては当初は消費者や医師に敬遠されているような感じも見受けられていましたが、現在はその効果や安全性が浸透しており、先発品よりも出回る率が確実に多くなっています。また、これから老人がより多くなるということも、ジェネリック医薬品普及に一役買うと思われます。

 

株価の方ですが、上方修正の発表により約2割株価が上昇しました。これにより移動平均線よりの情報かい離が強まり、その後調整によって下げるという見方が多くなっており、貸借倍率が0.3倍と信用売りがかなり膨らんでいる状況です。

 

この信用倍率に関してですが、確かに上方かい離により沸騰しすぎが考えられます。これにより短期的には下落が考えらえますが、PER11.13・PBR1.73という割安な点と、このところのジェネリック医薬品銘柄(明治・日医工・ダイト・沢井)の沸騰、更に日経新高値連日更新という地合いを加味して考えると、ヨコヨコの調整は考えられますが、下落はないと判断しています。

 

本日は日医工、ダイト、沢井、日本調剤、富士製薬などが沸騰しており、本日まで3連敗している東和薬品も明日以降出遅れとして沸騰すると思われます。

 

このような勝手な想像により本日後場東和薬品を買いました。取りあえず短期で6800円を目標にしますが、売り残踏み上げや踏み上げ期待買いによって沸騰することも考えられるので、それ以上の上げも期待しています。

 

逆に売り手の思惑通り株価が調整することも考えられるので、その時は一旦逃げるのか、それともガチホして次回の上りまで待つのかなどを併せて考慮しながらトレードしていきたいと思います。