崩れそうで崩れない日本株
沸騰レシオではとっくに過熱感により危ない状態になっていますが、それでも底堅い上昇を続けている日本株式市場です。
崩れない理由としては
・官制相場による下支え
・外国人投資家による日本株買い
・日本企業の相次ぐ好業績発表
・日本企業の技術革新や業務革新
・ダウが強い
などが考えられます。
特に相場を見ている方は気付いているかと思いますが、3Qの業績発表にて相次ぐ好業績発表、上方修正、配当増額、自社株買いなどの発表がありました。えっまたかよ!と思えるほど多数の発表がなされました。これは日本企業全体の好業績を意味しており、日本株全体を買いに導かせている要因だと思います。
これにより、今後も底堅く推移していくことが予想されていますが、相場というものは過熱感が強まれば調整するものです。利食い百人力という言葉がある通り、誰しもファンドや国でも利食いはするものです。今の相場は誰でも利益を得ている状態なので、その利益を掴み取りたいという願望により、ひとたびナイアガラの予兆が感じられれば即利食いの嵐が巻き起こることが予想できます。
よって、即逃げられる体制だけは取っておくというのが各投資家に求められるというのはいうまでもありません。
確実にいえることといえば、アメリカの利上げが発表される時は大崩れするということです。今安定しているのは利上げが実施が延長されるという発表がなされたということが一因としてあると思うので、利上げ次期発表がなされれば取りあえず大崩するのは必至だと思います。(ま~それまでに調整するとは思いますが)
そんな中、持ち株のクルーズとAPカンパニーが勢いを増しています。このまま突っ走ってくれればいうことなしですが、つまずくことも考えられるので、利食いのポイントを常に探してトレードして行きたいと思ってます。