イナゴが去った明星工業

明星工業、前場が終ってー2.22%・・・。先週木曜日の引けに通期純利益予想を83%引き上げたとは思えないチャートの動きとなっています。

 

通期上方修正を行いイナゴたちが飛びついたものの、思ったよりも株価が伸びなかったことによりたたき売りされている状態と見て取れます。よって現在、木曜日引けの株価とほぼ同じとなっています。

 

結局、飛び付いた投資家達の中に、中長期で投資しようと思った人はいなかったということでしょうか。私個人としては、中には中長期で持ってみたい!と思う方がいるだろうと睨んでいたのですがちょっと甘かったのかな?

 

私なりになぜ今回中長期投資家達が見向きもしないのかというと、単純に来期予想が盛り込まれていなかったということではないかと思っています。5月8日の決算発表時には大幅増益と共に、来季業績予想もなされるのでそれから買っても遅くないという感じでしょうか。

 

また発電事業の未来に関しては、水素発電や太陽光やバイオマスなどの再生可能エネルギーなどの台頭により、LNGの役割が不透明だということも追い打ちをかけているのかな?と思います。とはいっても、実際には発展途上国へのLNGやボイラーの普及、水素タンクへの断熱施工などが今後も続くことが考えられることから、明星工業の業績は今後も拡大して行くと思われます。

 

以上を踏まえますと、トレンドとしては超割安ということもあり、今後は上げていくと思われます。企業としては自社株買い、優待の新設などを行い株価を上げる努力を積極的に行っているという姿勢が伺えますので、今後も決算発表時に増配などの期待を高まります。よって、いなごではない投資家に注目される確率はかなり高いと睨んでますので、引き続きガチホしていきたいと思ってます。