売るだけ売って何もするな

セリクラ来ています。こんな時個人投資家は取りあえず長期も短期も全部売りさばいて嵐が過ぎ去るのを待つのみです。長期銘柄などは持っておきたい気分になると思いますが、このまま株券が紙くずになってしまうことが考えられるので、一旦売って地合いがよくなったら買戻し、再び怪しいと思ったら売るという姿勢が一番だと思います。

 

よく、買いがダメなら売りだ!と思う方がいるかと思いますが、暴落相場でも沸騰相場でも「調整」というものがあります。そろそろ耐え切れないと思い現物を投げ、その損失を取り戻そうと信用売りをするものの、すぐに調整となり株価が反転。含み損が怖くてすぐに信用を投げ売りするが、その後また下げトレンド継続なので下げに転じるという爆損パターンに陥る可能性が大です。

 

・アメリカ利上げ延期

・日銀追加緩和

・中国の株価トレンド反転

など、トレンドを変える様なイベントが起こらない限り株価は安定しないというのが私の見方です。よって、これらが起こらない限り下降又はボックス的な値動きが続くと思われるので、その波に乗れそうにないと思ったら安易に市場に参加すべきではありません。

 

個別の銘柄でも基本的には日経トレンドに準ずるので、細かく売買するかトレンドが決まるまで触らないという姿勢が望まれます。

 

とここまで書きましたが、長期数年単位で企業をみていてゆるぎない自信がある場合には、このくらいの値動きで右往左往する必要はないといえるでしょう。