新型コロナウイルス銘柄はもう終わりなのか?

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写真ACより引用

新型コロナウイルスが先月から中国及び全世界で猛威を振るっています。それにより、投資の世界では関連の銘柄が満遍なく買われたという感じになりました。

 

マスクの川本産業やダイトウボウ、アゼアス、重松、二酸化塩素の中京医薬、大幸薬品、マナックなどを筆頭に様々な銘柄が買われました。

 

そしてこれら銘柄が買われなくなると同時に日経株価が急上昇、売りの買戻しを伴い大幅上昇しました。

 

と、同時に検査キット関連(タカラバイオ栄研化学)などが沸騰。

 

その後、クルーズ船の大量罹患のニュースが報じられると、またダイトウボウや中京医薬、日本ユピカ、日本エアーテックなどの関連銘柄が買われ始めています。

 

今後はどうなるのか

私もですが、今後どうなるのかが一番気になるところですね。先週末にダウが雇用統計がいいにも関わず暴落したところを見ると、週明けはまた普通株は暴落、そして新型コロナウイルス関連が買われるというのが予想できます。

 

で、気になるのが「高値掴みにならないか」です。寄りだけ高くなり、その後ジリ下げしたら負け決定になります。

 

これからの株価を読む時に大事になるのが「新型コロナウイルスの患者数・死亡者数」です。前回持ち直したのは新型コロナウイルスはどうやら弱毒性らしい、という噂と新薬やワクチンの開発が進んでいるというニュースによる「一時的な安ど感」によるものです。

 

そして今は「クルーズ船にて大量の感染者が見つかった」ことと「アメリカと日本人の死者が出た」という新たな不安材料が出ていることにより、第2の恐怖が世界を震撼させています。また経口感染の疑いという新たな材料も飛び込んできています。

 

これらを総合して考えると「楽観視はできない」という結論に行きつきます。

 

最悪のケースを想定すべき

楽観視はできないということですが、結局、今後、日本でも中国のような状況が起きるかもしれない、そして世界的に起こるかもしれないということを想定しておくべきだと思います。

 

一方で、中国でパンデミックが起きているのは「初期の対応がまずかった」が故にここまで感染者を広げてしまった。また経口感染についても、おまるを使っていたことによる感染拡大が噂されています。よって、初期対応をしっかり行い、更に水洗トイレが一般的な先進国では感染が拡大しないと捉え、一気に事態が収束へ向かうということも考えられます。

 

この両方を考えた上で行動することが求められます。リスクを負いたくない、お金を減らしたくないと思えば完全に収束するまで投資はしないようにし、果敢に攻めるといった場合はその時の雰囲気でデイトレ又はスイングすればいいのではないでしょうか。

 

 

長期投資家はどうすればいいのか

長期のファンダ投資家は致死率がインフルエンザよりも低いことを想定するのであれば、ノイズ程度に収まると思うので、手数料、税金云々を考えればホールドでいいと思います。リーマンショックのような事態に発展することはまず考えられません。

 

 

まとめ

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写真ACより引用

デイ・スイングトレーダーでお金を減らしたくないという方は手じまいして様子を見るようにします。

 

果敢にお金を儲けたい!という場合はチャレンジしてください。日経が上昇することにかけるか、それとも新型コロナウイルス関連にかけるか2者択一です。その他、好決算銘柄などでもいいですが、地合いがいいと判断されたときに限りです。また、新型コロナ関連以外のテーマ株に関しては、大きなニュースがある以外は触らない方がいいと思います。

 

日経が買われるか新型コロナ関連が買われるかは全く分かりませんが、今の雰囲気だと日経寄り底になる感じでしょうか。ジリジリ買われてふにゃふにゃらと流れ、新型コロナ関連もタカラバイオ以外はよくわからない動きになりそう、運転手さん次第といったところでしょうか。

 

いずれにしても日曜日及び月曜日のニュース次第という感じになりそうです。