ソニーの快進撃はいつまで続くのか

VRの発売が決まってからソニー株の快進撃が続いています。地合いなんてどこ吹く風、周りの銘柄とは一線を画す銘柄となっています。

 

この快進撃がいつまで続くかですが、恐らく電車は急には止まれないという感じで、素プレステVRの販売延期がない限り、10月までは上げトレンドが続くと思われます。ソニー株は昔から時価総額が大きい割には値動きが激しいのが有名で、材料で買われるという特徴を持ちます。なので、今回もVRという材料そのままに小型並の機動力で動いていくことが予想されます。

 

「大型株は動かないからつまらない・・・」という声を投機家の方々の口からよく聞きますが、ソニーに限らず現在の任天堂など、材料に集まる投資家の質によって大型株でボラ高になることはよくあることです。

 

よって、銘柄云々よりも材料の質を見抜くということを重視していくことが大事になります。

 

私が今後の材料として注目しているのが「電気自動車」です。現在の技術水準だと、充電に時間がかかりすぎてしまうことや、充電せずに走行できる距離が短いなどのデメリットがあるために、株式市場に対するインパクトとしては物足りないものとなっていますが、今後開発が進み走行しながら充電できるような仕組みや、急速に充電ができるようになる開発、連続走行距離400km実現などの改革が進めば、市場に対するインパクトが大きくなり、一旋風吹き荒れるのかなと思っています。

 

特に期待しているのが走行しながらの充電です。現在スマートフォンなどは置いておくだけで充電できるといった方法が可能となっているので、車への応用について期待しています。

 

ということで、関連銘柄を研究しています。メイコーやニチコンなどに注目していますが、まだまだよさそうな銘柄がありますので、随時公開していきたいと思っています。

シグマクシスの反転はどこまで続くか

8月4日にシグマクシスの1Q決算が発表されました。

 

売上高 2598 前年比15%アップ

営業利益 184 前年比15倍

経常利益 133 前年比19倍

純利益 93 黒転

一株益 4,7 黒転

 

決算予想は据え置きで

売上高 9780 前年比2.9%アップ

営業利益 620 前年比8.2%アップ

経常利益 650 前年比10.2%

純利益 490 前年比44.1%アップ

一株益 24.7 前年比43.6%アップ 

PER=22.2倍

 

シグマクシスは例年、利益が下記偏重なので、1Qで経常利益の期末に対する割合が20%となるのは異例ですね。決算書にも書かれていましたが、AIを活用したコンサル案件が増えていることを物語っているのだと思います。AIコンサルを取り扱っている企業が少ないということもあり、シグマクシスの優位性は今後も高水準が維持されると思っています。

 

PERからみるとそれほど安いというような印象は受けませんが、チャートを見るとすでに底を打ったような形となっており、これから第二波の上昇が来るのを感じさせ、新高根を付けてくることが想像できます。

 

目標価格は800円として持ち続けようと思います。

好決算銘柄が買われる相場続くか

若干ボラが安定してきており、少しずつ上昇トレンド形成に向かって地固めしているといった感じとなっている日本株式市場です。

 

この原動力となっているのが好業績銘柄発表です。輸出企業による下方修正などもありますが、小型優良株や半導体関連、内需関連などは相次いで好業績を発表しており、それら銘柄が先導している感があります。

 

昨日発表されたもので私が監視していたのが

MCJ

・シグマクシス

の2銘柄です。

 

シグマクシスは前期1Qがちょっと・・・という感じで、今季1Qは概ね予想に対する進捗としてはそれほどサプライズではないものの、利益が下期偏重なのにも関わらず1Q経常で20%いっているので、かなりいいという評価を受けているのではないでしょうか。

 

MCJに関しては素直にすごいと思います。これだけパソコン離れが進んでいるといわれる中で、これだけの業績を上げているのはサプライズですね。いちよしがカバーしていると発表されていますが、間違いなくデメリットは少ないと考えられるため、このまま買われていくと思われます。

 

今日発表されるものの中では

・フジコー

・ウィルG

辺りに注目しています。

 

現在、オリンピックのサッカー予選をやっていますが、ちょっと勝てそうにありませんが、諦めずに頑張ってほしいと思います。

下向きの力が強いようで・・・

アベノミクスに逆らうな!をスローガンに買い目線でいるものの、このところ、ダウに引きずられて下向きの力が強まっている日本株式市場です。

 

ダウもこのところ元気がありません。指標として日本の景気対策がしょぼかったことや、原油価格の下落、新車販売台数が芳しくないことなどが挙げられていますが、チャートをみると直近急激に上げたことにより調整しているという見方の方が正しいのかなと思います。

 

このようなダウがハッキリしないことや、円高の進行により日本のマーケットがいまいちな感じとなっているのだと思います。よって、ある程度中期的なトレンドとして、年末へ向けては上げていくと思われますが、短期的にはちょっと調整色が強まるという懸念もあります。

 

しかし、何度もいいますが経済政策で28兆円

kabutan.jp

を予定している訳なので、基本的にはアベノミクスに逆らうな!ということで、細かく売買する必要はありますが、買い目線を貫き通したいと思います。

 

 

EGの躍進に期待

EG(6050)が昨日引け後のに通期業績予想を上方修正しました。

・売上高23.6%増

・営業利益53.7%増

という予想を出しています。主にゲームサポート事業においての伸びを理由としており、今後益々の業績の伸びが予想されます。

 

これにより、前場においてですが、前日比11%超の株高となっています。この数字は想定内ですが、想定外なのは出来高の方です。前日比4倍ほどの出来高を記録しており、後場更に伸びることが予想されることから、かなりの出来高となることが予想されます。

 

出来高が伸びるということは、それだけ資金が流入してきていることを意味します。恐らく大口が数件入ってきていることになりますので、近々レーティングなどが発表され、更に買いを呼び込むという好循環となることが予想され、大相場となる可能性が高くなります。

 

業績予想としては、ポケモンGOの出現により今後益々位置ゲームなどが発展することや、VR技術のスマホアプリゲームへの応用などが進むことにより、頭打ちだったスマホアプリゲーム業界が更なる発展を遂げることが予想されるので、大きく業績が上向きになっていくことが考えられます。

 

また、EC事業者向けに人工知能型画像認識システムの販売を行っていることもあり、こちらの分野でも、今後益々越境ECが発展していくことが考えられるため、売り上げの伸びを期待することができます。

 

以上、全てにおいて期待できる要素が強いと考えられるので、週足で買い目線を続ける予想としています。

ちょっと落ち着いたように感じるマーケット

今日の寄りは200円安となり、「追加緩和のしょぼっぷりが尾を引くのかな・・・」と落胆していたものの、そこから一気に上げて前場のうちにプラテンし、一時前日比100円超の高値を付けていましたが、結局その後落ち着き前日比66円プラスで取引を終えました。

 

後場の動きをみていると、先週金曜日の日銀による株価ショックから一段落し、落ち着いてきたなという印象を受けます。

 

更に、日曜日に行われた東京都知事選挙で本命の小池百合子氏が圧倒的な勝利で終わったことも、株価が安定した要因であるといえます。

 

小池百合子氏といえばタカ派で有名であり、選挙にもその傾向が如実に表れていました。また、こちらは毛色が違いますが、ヘイトスピーチで有名な桜井誠氏が11万票を獲得して得票数で5位に入ってきたというのも、タカ派や右寄りの思想を象徴しているといえます。

 

このような思想は、現在日本が置かれている状況に対する国民の焦りなどを反映しているのでしょう。

北朝鮮のミサイル発射

イスラム国による相次ぐテロ行為

・イギリスのユーロ離脱

・景気が停滞していること

などによって、国として一致団結することの有効性を感じとっているものと思います。

 

ちょっと前になりますが、安倍首相が集団的自衛権の行使について発案をしましたが、世論では圧倒的に反対の意見があるものの、実際の世界情勢を考えてみると、先見の明があると言わざるを得ません。

 

私自身も戦争には絶対に反対であり、戦争の可能性を高めるというデメリットを少しでも高めるのには反対ではありますが、自らの国を守る抑止力となる法律であり、戦争に加担するというデメリットがないのであれば、逆に国や国民を守るということとなるので、今の情勢では至極当たりまえなのかなという考えをもっています。

 

100%イコールではありませんが、この辺の説明を再度行い、国としてリーダーシップを発揮してくれることを祈っている国民が多くなってきているということを今回の選挙から感じ取ることができました。

 

以上、かなり脱線しましたが、株価の方はこのまま素直に買われていくのではないでしょうか。「安倍に逆らうな」はマーケットの格言になっています。

沸騰株の撤退は5日腺割れが指標

今回のポケモン相場に乗れた人乗れない人色々だと思いますが、短期スイング、デイトレ、スキャなどをしている方は、何らかの形で参加したものと思います。

 

参加した方全てが思ったこととして、株価の下落はいつ始まるのだろうかという点でしょう。買おうと思っても高値掴みが心配で買えない・・・でも、もしかしたらもっとブレイクしていくかもしれない・・・という思惑を巡らせます。

 

株を買った後は、いったいいつまで買われ続けるのだろう・・・ちょっと下がったら、このまま下落し続けるのではないか・・・と考え、すぐに売却してしまい、微益で終わってしまったということもあるでしょう。

 

このような一時的な材料によって沸騰する銘柄の天井・売り時を見る指標として5日腺割れがあります。個人投資家はもちろん、証券会社も利用しており、アルゴリズムの動きとしてインプットされていることもあるようなので、まず間違いなくこの線を割れたら多かれ少なかれ下落相場に突入すると考えた方がいいでしょう。

 

特に、今回のように超大型株である任天堂が相場を作っている場合には如実に反映されます。何故かというと、大口が大量に勝っているので、アルゴリズム(自動取引)による定番の株価の推移となるからです。

 

仮に、任天堂ではなく小型の銘柄が主導している場合には、大口は入ってきていない可能性があるので、個人の動き次第となることが多く、青天井でどこまでく行ってしまうことや、一旦5日腺を割っても再び仕掛けにより上昇に転じていくということもあります。

 

いずれにしても材料の大きさやインパクト、時価総額などを踏まえながら株価は推移していくということを臨機応変に考えていく必要があります。