3月16日のブラックマンデーについて

アメリカ雇用統計が予想を上回る結果となったことにより、利上げが早まるのではないかという思惑により様々な動きがみられています。まずダウは大幅下げからの反発という乱高下を示しており、更にドル高円安が更に進むことによる輸出銘柄買いがすすんでいます。

 

よって、このところ内需株が買われていたターンが続いていたのですが、また輸出産業が活発に買われるのではないかと思われます。

 

とはいっても、アメリカが利上げしたら恐らく輸出産業云々よりも全体的に下げまくると思うので、インバースあたりを買っておくのが得策かなと思ったりもしてます。

 

話はブラックマンデーに移りますが、現代ビジネスにてその記事が掲載されています。この手の記事は雑誌の売り上げを伸ばすためにわざとおどろおどろしく書かれている節があるので信じ難いというのが私の意見ですが、全てが嘘という感じでないというのも感じとれます。

 

3月17日~18日にFOMCが開催され、その時に利上げの方針が決まるといわれており、その前に市場が調整するというのは私も分かります。多分ですがかなり神経質な相場が続くものと思います。更に、このところ沸騰気味である相場を冷却しなければならないということもあり、今週から来週にかけては調整が続くでしょう。しかし、そこから暴落が続き日経平均が5,000円台になるというのは現実味がありません。1000円程度の調整はあるかと思いますが、13000円も一気に暴落するというのは考えにくいです。

 

私自身相場に入り日が浅いので何とも説得力のない予想になりますが、経済全体を見ると今が伸び時であり、いくら経済よりも株価が先行するといっても、暴落はないというのは明白です。

 

しかし、

・アメリカ経済が利上げで急失速

・中国経済大失速

・欧州危機再燃

地政学的問題勃発

などが重ねて火種となれば調整が暴落へと繋がる危険性が高くなります。

 

恐らくですが、ここから10日ほどもみ合い相場が続き、その後はFOMC次第ということになりそうです。4月末には日銀の追加バズーカ―発射などのニュースも入ってきていますので、利上げ決定による調整があるとしてもそこまでだと思います。

 

以上に全く関係なく、輸出関連株は思惑によって上げると思いますので、買ってみてもいいかなと企んでいますがどうなることやら・・・。