弱気な政府の発言

本日日本政府より景気に対する月例経済報告が発表されました。結果、一年ぶりに景気判断が下方修正されました。

 

【政府は今月の月例経済報告で景気の現状について、緩やかな回復基調は続いているものの、中国経済の減速の影響で企業の生産が減っていることなどから「一部に弱さも見られる」とし、景気判断を1年ぶりに下方修正した】

 

この発表により、初めて公言として景気が後退していることが明らかにされました。株価への影響は未知数ですが、間違いなく世界景気は後退していると認識させられたことによって、今後のトレンドは下であるということが印象付けられました。

 

しばらくはボックス的な推移をしつつも、長期的にみれば下げ基調になっていくことは明らかです。とはいっても、業績のいい銘柄もありますし、追加緩和やオリンピック、米の利上げ延期などのイベントもありますので、一筋縄で下げていくことは考えにくいですね。

 

よって、これらイベントの動きやチャートというのは適度な反発をしながら動いていくということを頭にいれながらトレードを行っていく必要があります。長期的取引なら確実に下なので今は買い時じゃないかと。

 

スイングトレードなら先ほどのイベントやチャート反発の動きを頭に入れておかないと養分になるのは必至ですね。特に好業績発表やニュースなどで一時的に上げる銘柄ばかりを追い求めるという投資法は、高値つかみとなってしまい大損する可能性を秘めています。よって、よっぽど自信がある時以外飛びつかない方がいいでしょう。

 

スイング目線でトレードする場合は、なるべく先の材料を見越した上で銘柄を選さすることを意識した上で、物色傾向の強いある程度人気のある銘柄の反発を買うことを意識することが大事になります。反発のタイミングは下落反発や押し目を狙うことになりますが、多くの場合地合いの上昇に伴って買われる為に、日本株全体の動きを把握することが大事になります。日本株及び為替、ダウ、上海などをの動きを把握して、更に世界経済の動きをみながら値動きを予想するようにし、上昇及び反発場面に来た時にチェックしておいた銘柄を買うようにします。なければ日経とインバを売り買いするだけでもいいでしょう。