日経が調子いい理由を考えてみた

昨日は軟調でしたが、今日は打って変わって250円程度上げている日経平均株価です。ここ10日前後日本株好調だと思いませんか?このブログでは再三に渡りトレンドは下と書いてきましたが、下の割には上げているので全く予想が当たっていないということになりますね。

 

しかし、下というトレンド予想はあくまでも長期予想であって、10日前後という短期の予想ではありません。よって、自分では外れているとは思っていません。どうなるかはこれからの相場推移にかかっているのです。

 

現在の上げについては中国ショックと米利上げの暴落からの反発だと思います。セリクラともとれる15%という大幅下落に対する反発ですね。問題はその反発がいつまで続くかということになります。その予想如何によって投資方法が異なるからです。

 

昨日長期投資については買い時じゃないと書きましたが、それは現在も変わりません。バリュー投資にしろグロース投資にしろ、長期に渡って持つ場合はトレンドとしては下なので、一時的には上がるかと思いますが、その後は未知数なのでよっぽどの材料や先行き材料がない限り買い時ではありません。

 

短期スイングやデイトレードについてはどのような相場環境にも対応出来るので、今のような地合いに合っており、これからどのように動いていくかを予想することにより利を得ることができます。

 

さて、本題の目先の地合いについてですが、もうしばらく反発が続くと思います。19000円に届くか届かないかくらいまでは、ボックス的な動きをしながら上昇していくことを予想します。特に今月いっぱいは追加緩和の思惑もあることから順調な値動きをすると思われます。

 

そして、今年のクリスマスくらいまではボックス~反発的な動きをし続けると予想します。その先は再びネガティブな材料に敏感になるようになり、下落傾向が強まって行くことが予想されます。

 

と、このような予想をしていますが、これはあくまでも心理的な部分だけをクローズアップした予想であり、実際には様々な経済カタリストが絡んでくることから、思わぬ方向に株価が動いていくこともあります。よって、臨機応変に考え方を変えながら市場に挑むという心構えが必要になってきます。

 

このようなトレンド予想をしつつ、個別の銘柄を上手に売り買いしながら、更に指数買い指数売りなども行い抜け目のないトレードをして行けたらと思っています。