経済対策27兆円vs追加緩和なし

ポケモンGO相場は任天堂のしょぼすぎる決算発表と、ポケモンGOPLUSの発売延期で完全に息の根を止められたという感じとなっています。まだよく分かりませんが、取りあえず大相場は終わったといえそうです。

 

そんな相場の中、期待されているのが安倍首相が発表した経済対策27兆円です。これにより、インフラ関連銘柄が沸騰し、今後第二のアベノミクス相場が形成されていくのでは?というマーケットの予想がされています。

 

そんな上向き予想に水をさすのが追加金融緩和なしという事態です。もう何枚もカードを切ってきているので恐らく追加緩和はないという予想をしていますが、マーケットの予想としては追加緩和があるかもという風が吹いています。

 

よって、もしナシとなれば反落することが予想されます。勝手な妄想で右往左往するのはめんどくさいの一言ですが、毎回日銀決定会合の時に株価が大きく動くので恐らく今回も大きく動くような気がします。

 

なので。ボラ高の銘柄はあまり触らない方がいいと思いますね。特に短期でトレードしている方は注意が必要です。長期目線であれば、恐らく第二のアベノミクスによって戻ることが予想されるのでなんとかなりそうですが、売りヘッジはかけておいた方が間違いないと思います。

 

短期取りであれば、金融追加緩和が行われた際には出遅れを狙えばいいだけですし、なしとなればリバ取りに集中すればいいのです。よって、結果をみてから参加するという姿勢でいいと思います。

 

どちらにしても後に経済対策が控えているので、トレンドとしては買い相場が続くと思います。

 

 

私が追加緩和ナシと見る根拠ですが、一番大きいのは経済対策27兆円の発表と重なるということです。経済政策が呼び水となって株価の買いが見込めるのに、そこに重ねて追加緩和を行う必要性を感じません。まー重複させれば効果が倍以上になると思いますが、企業には内部留保が潤沢にあり緩和しても意味がないことにプラスして、過去何度も行っていることによる刺激不足、効果不足も考えられます。

 

ということで、大ボラに備えましょう。