振り込め詐欺や結婚詐欺、悪質出会い系サイトなど、なぜ人は騙されてしまうのか
現代には詐欺師が横行している
タイトルにもあるように、代表的なものとして
・結婚詐欺
・出会い系サイト詐欺
・SNS系での詐欺
などの詐欺が横行しているという現実があります。最初の振り込め詐欺と結婚詐欺については別になりますが、それ以外は全てインターネットによる詐欺が行われています。昔は詐欺師といえば陰で暗躍し、あまり普通の人には関係ないという感じでしたが、今は身近な人でも詐欺師に騙されるということが頻繁に起きています。
なぜ騙されてしまうのか
私の知人にも騙されてしまった人がいますが、思考能力が鈍っているのかといわれるとそうではありません。年齢はいっていますが年寄りもずっと聡明であり、決して騙されるようには感じません。しかし実際にふたを開けると、このような普通の人が騙されてしまっているという現実があります。
なぜ騙されてしまうのかというと、詐欺師の存在を空想のように捉えていて、いざ自分に降りかかってきた時に、詐欺師の存在を忘れてしまっているからです。日本は平和で騙すような人がそれほど多くないので、鼻っから人を信用してしまうという傾向にあるのです。それ故、詐欺師のうさん臭すぎる話であっても、それを信用して騙されてしまうのです。
私も騙されそうになった時があった
私も現在40歳ですが、危うく騙されそうになった時があります。それは自宅の電話の契約時だったのですが、ちょうど変えようかなと思っていた時に、飛び込みで入ってきた電話の営業マンの話を真に受けてしまい、危うく契約書に判を押してしまうところでした。間一髪のところで正気を取戻し、3日待ってくださいとお願いしその場は帰ってもらい、その後その会社について調べると、何やら危ない会社だということが分かり事無きを得ることが出来たのですが、日頃から人に「絶対に騙されたらダメだよ」と口を酸っぱくしていっている私でさえだまされそうになってしまうのです。
騙されないようにするにはどうしたらいいか
まず即決しないことです。どんな詐欺でもそうですが、詐欺師はいける！と思った
ら契約なり現金なりを即座に要求してきます。なので、そのような雰囲気になったら3日ほど先延ばしにして、取りあえず片っ端から友人に相談し、更にネット検索などで相手に対して調べるということを行います。場合によっては警察に相談してもいいでしょう。
しかし、相手は待ってくれない
しかし振り込み詐欺などの場合は示談などを持ちかけてきて、すぐに決済することを要求してきます。この際も同様に、相手に臆することなく3日待ってくださいと告げ、その間に友人や警察に相談したり、ネットで調べるなどして相手について調べ上げるということをすれば大体詐欺師を見抜くことが出来ます。
恋愛感情や情が絡んできた場合には
結婚詐欺や出会い系サイトでの詐欺に関しては、長い間相手と時間を共にするために恋愛感情や情というものが絡んできます。これが絡んでくると、ちょっと怪しいと思っても相手を疑うことをせずに信じてしまうという傾向があります。よって回避するには難しいのですが、先ほどと同様、金銭が絡んで来たら誰かに相談するというスタンスを持つことが大事です。
人間の思考回路というものは自分が思っているよりもずっと脆弱であり、簡単に相手に流され信じてしまいます。第三者的な目線で見たら絶対に騙されないような状況でも、相手と面と向かって対峙していると、冷静な判断力というのを失ってしまいます。よって、金銭的な問題が絡んで来たら絶対に一人で決済せずに、誰かに相談するというスタンスを常に持つということが大事になります。
これだけ頭に入れておけば大丈夫
以上のことを常に頭の片隅に入れておけば、暗躍する詐欺師に騙されることはありません。とはいっても、詐欺師もバカではないので年々進化していきます。なので、この後もどんな詐欺師が出てくるか誰も予想できません。しかし彼らも行っていることは確実に犯罪であり、犯罪はいつの世も社会から排除されるものということを忘れてはなりません。悪者は警察や社会が許してはおかないのです。よって、周囲の人や警察に相談することによりほとんどは解決することが出来るのです。周囲に誰も相談する人がいないという場合には行政に相談してもいいですし、警察にも相談窓口があります。そんな大げさな・・・という方にはヤフー知恵袋やチャットなどネット上には一般人から回答を得ることが出来るという手段もありますので、それらを有効に活用するようにすることも手の一つです。
