テクニカル分析で勝てるのか

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、株取引や為替取引においてチャートと呼ばれる時系列パターンから予想するという分析方法をいいます。一般的によく見るのが「日足チャート」と呼ばれるもので、折れ線グラフのようなグラフを用います。株などのニュースを見ている時に誰でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。

 

相対する分析方法としてファンダメンタル分析がある

テクニカル分析と相対する分析方法としてファンダメンタル分析があります。ファンダメンタル分析とはその会社の業績、経営状態、競争優位性、社会情勢などを考慮して、その会社の将来性を分析し株の購入に充てるという方法です。一般的にはこちらの方法が重視されて株の購入を決断する方が多いようです。長期に渡って投資し続ける方に合っている分析方法であり、必須です。

 

テクニカル分析デイトレート・スイングトレード向き

勝てるか勝てないかを論じる前に、テクニカル分析デイトレードスイングトレードといった短期売買に適した分析方法だという前置きが必要になります。1日~14日程度の短期売買を行う際には、ファンダメンタルのような分析方法はトレンドを分析するのにはいいのですが、必ずしもその通りに株価は変動しませんので、勝ち続けるのは難しくなります。よって、テクニカルな分析が必要不可欠になるのです。

 

テクニカル分析でわかること

テクニカル分析で使うチャートとしては

・単純平均線

一目均衡表

ボリンジャーバンド

・スローストキャスティクス

MACD

RCI

・RSI

などを使う方が多いようです。これらチャートで分かることは、今後株価がどのような動きをするのかや、株が買われ過ぎているかどうかを知ることにより、的確な買い時、売り時を客観的に判断できます。株価の動きについては単純に株価のトレンドを分かりやすく線にして表しているだけですが、分かりやすくすることによって安心感を与えます。

 

そして、それらチャート全てを総合的に見て判断します。

 

なぜ、テクニカル分析が流行しているのか

このテクニカル分析ですが、株をやっている人であればほぼ全員が利用しているといっていいでしょう。ではなぜこの分析方法が流行しているのでしょうか。答えは皆が使っているので、その通りに株価が変動しやすいという傾向があるからです。株価というものは人が動かしているものであり、その動かしている指標というものがテクニカル分析なので皆が利用しているのです。

 

そして、テクニカル分析で勝てるのか?

当然、皆がテクニカル分析によって動いているので、しっかり分析して無茶なことをしなければ勝てると思います。あるソフト会社一目均衡表の遅行線がチャートに外側から接触したら売り、内側から外に出たら買いということを機械的に行った結果、確実にプラスになったというデータがあります。よって、テクニカルを確実に身に付けて売買すれば負けはしないと思われます。

 

実際にどうなの?

私もテクニカル分析で売買することがありますが、ファンダメンタルで銘柄を選び、トレンド右肩上がりを確認した上で、テクニカル指標(一目、MACDスローストキャスティクスRCI、RSIなど)を駆使して行うと、それほど負けないで取引出来ています。とはいっても、慣れるまでは負けますがww。